《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》 忍者ブログ

~カフェ・エムズの最新のニュースをお届けします。~

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2006年に、市街化調整区域の総社市清音軽部(そうじゃ市きよね・かるべ)に田んぼを埋め立てて家を建てる許可を得、2007年秋にCafe Ms' をグランドオープンしました。
そして2008年秋にはこのホームページを公開するに至りました。
店が始まる前までの様子については当ブログのカテゴリー「お店の歴史」よりご覧下さい。

パソコンにも疎くブログの書き方もよくわからないまま、立ち上げてくれた娘からイロハを教わり引き継いで、冬から独りでボチボチと更新してまいりました。
2009年12月にアクセスカウンターを付けましたが、わずか2ヶ月でヴィジターが延べ1000名を越えた事で、インターネットのすごさに驚いています。当店に足を運ばれる事のない県外の方も検索で多くアクセスして下さっているようです。
当店にお越しのお客様が新情報を求めてブログをチェックされて、定休日や珈琲豆セールを確認したり、新しいケーキなどのニュースをいち早く知って来店されるというケースもあるようです。
また、オーナー夫妻の知人が見てくれて、ご無沙汰ばかりの我々の日々の様子を想像してくれているのも嬉しい事です。

さて、毎日仕込みに追われているオーナーは、やっとホームページの『オーナーの紹介』ページを更新することができました。ご挨拶の文を差し替えましたのでお読み下さい。
http://cafems.huuryuu.com/owner.html


《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[4回]

PR

 10月になりましたね。
エムズが2007年10月13日に清音の地にオープンしてもうすぐ2年になります。
多くの皆様に支えられて開店2周年を迎えられることを心から感謝しております。
今後ともご贔屓にお願いします。

 開店以前の、田んぼを埋め立て、住居建物を建築したところからの経緯も、ブログに書き留めておりますので、興味のある方は過去ログを紐解いて下さいませ。

 情報誌『オセラ』や山陽新聞『レディア』をごらんになって初めて来店されたお客様や、お友達に紹介されて訪れて下さったお客様は、今現在の店の様子をそのままご覧になって、「ああ、定年前にUターンした夫婦二人でボチボチやってるこだわりのコーヒー屋さんね。」と思われているでしょう。
けれど、オープン当初から来て下さった方が久し振りに来店されたりすると、「アレッ?」と思われることがあるのでは?

エムズの変化に気付かれた方に時折こう質問されることがあります。

☆その1
「食パンはもう売ってないの?」「焼き菓子は作ってないの?」

☆その2
「ワンちゃんは今日はいないの?」「このごろハナちゃん居ないのね。」


今日はこのブログ上でそれらについてお話しましょう。


★その1について

 今から5年前に県外から岡山市に転居し、外食産業に勤めていたとはいえケーキ作りなど全くの素人だったオーナーが、ケーキ作りやコーヒー焙煎を習い始めました。
2年かけて猛練習しながら、清音に住居を定めて家を建て、業務用機械類も取り揃えて開業準備に奔走していました。
そこへ関西の一流イタリアン・レストランで10年以上修行した三女が助っ人に来てくれたのでした。
店のメニューも一緒に考えてくれて、モーニング・セットを担当。トースト用食パンも焼き、惣菜やスープも鍛えた技術で仕込み、お客様に好評を得ました。自家製食パンは暫く店頭でもお分けしたのです。
 彼女はお菓子作りも得意で、焼き菓子は11種類のクッキーを袋詰めして販売したり贈答用の詰め合わせを予約を受けて作りました。
ケーキはオーナーの手作りですが、お持帰り販売もしていたので、初めのころは「ケーキ屋さんができた。」と思われたほどでしたから、売り切れてショーケースが空っぽにならないように、足りなくなった時には手伝って焼いてもらっていました。
バースデイケーキやクリスマスケーキなどのデコレーションケーキは、オーナーは作れませんが、彼女は見事な腕です。予約注文を受けるとお客様の希望に沿って一つ一つ違う、美しくて美味しいケーキを作り上げていました。見かけがシンプルでもカットすると中が素晴らしくてと、後日感動を伝えるためだけに再度来店して下さる方もおられました。
そのほんの一部をご覧下さい。(画像をダブルクリックしてみて下さい。)

DSC00330.JPG3fc14216.JPGDSC00355.JPG172d1799.JPG6d0cb5fe.JPGc3fb013c.JPG


★その2について

 エムズの入り口の木製の看板にも、駐車場や県道の看板にも犬のシルエットが付いていることにお気づきでしょうか。山ボウシの木の下の看板
当店の看板犬はロングコートのチワワで『ハナちゃん』と言う名の女の子です。
オープン時の2007年は8歳でした。とても美形でこんな器量良しのチワワは何処にもいないわと家族は皆思っておりましたよ。
このハナちゃんを家で留守番させずに、営業中の店に置いておきたかったので、『躾のできたペット同伴可』というカフェにしたのです。
 定席はカウンターの一番壁際の席。
小さなベッドにちょこんと座って、飛び降りることもなく、店内で吼えることはまずありません。賢くて行儀も良いので、アイドル犬として、店の功労者となりました。
すぐ前の壁際の4人席にお客様が座られて会話が弾んでいると、子守唄のように聞こえるのか安心して眠ります。
「かっわいいっ!!!」「わぁ~小さい!」アイドル犬ハナちゃん
「写真撮ってもいいですか?」
「お名前は?」「何歳?」「触ってもいいですか?」

常連の、いつもカウンター席に座られるお客様の一人は、「今日はセンスのいい服を着せてもらってて一層可愛いよ。」とハナに話かけてくださったり、ある方は「お友達、今日は元気?」とハナに向かって挨拶してくださってました。
常にハナ嬢はお客様の人気者。
トイレ休憩で退場している時に来られたお客様に「ハナちゃんは今日は居ないの?残念!」とよく言われるほど、なんたってアイドルです。


いえ、正確には・・・・・でした。
実は去る3月23日に急病で逝ってしまったのです。
まだ10歳半でしたのに。
あれから半年経ったところです。
「ワンちゃんは今日はいないの?」のご質問にも「ハイ。実は・・・・・」と冷静にお返事できるようになりました。

ハナはいろんなお客様に愛されていましたし、きっとお一人一人を覚えていたと思います。
携帯で写真を撮ってご自分のブログに載せられた方も多いことでしょう。こうしてハナ嬢を間接的に知った方も魅了せずにはいなかったハズだとうぬぼれながら確信しているのです。

 『虹の橋』という詩がペットロスの慰めになると世界で広まっているようです。
http://www5.ocn.ne.jp/~select/Rainbow.html
『千の風になって』のように、そのうちメロディが付けられてヒット曲になるかもしれませんね。

 

★その3

 このブログを読んで下さっている方々に、もう一人功労者を紹介したいと思います。
オーナー夫妻はパソコンは少し使えるものの、ホームページ作りには全く無知だったのです。
エムズのホームページは、開店1周年に間に合わせようと、長女が昨年夏に寝る間も削って作り上げてくれたのです。
それまでのブログも全て、資料や写真を整理して組み合わせながら、オーナーに取材しながらオープン前にまでさかのぼって書き上げてくれました。
縁の下の力持ちで表に出ませんでしたが、カフェ・エムズの知名度を大いに上げてくれたと思います。

それ以後を、私が引き継いで、初心者ながらブログ更新にがんばってきた一年間でした。
ホームページも少しいじれるようになったので、もっと見て貰える楽しいページ作りに励みたいと思っています。


 というわけで、開店2周年記念日を目前にして、エムズの功労者を3名(?)紹介させていただきました。

これからも3周年4周年と積み重ねていって、いつか『SINCE 2007』と看板に書いてもおかしくない年数を数えられるようになりたいと願っているのです。
今後ともよろしくお願い致します。  
 


《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[2回]

 カフェ エムズがオープンしたのは昨年の10月13日。
 今年の同じ日に、一周年の感謝会を催すことが無事かないました。

 オーナー一家にとってこの一年間は、何もかもが初めてで、慣れないことばかりで、試行錯誤と、ハラハラ、ドキドキの連続の、嵐のような一年でした。
 この最初の一年を無事に乗り越えられたこと、店も何とか(潰れずに)軌道に乗って、ようやくオーナー夫妻も経営の要領が分かり、落ち着いてきたこと、さらに、エムズを気に入ってくださる常連のお客様がついてくださり、何よりも、この店が清音の地に定着しつつあることは、私たちにとって感無量であり、何よりの誇りです。

 店の一周年を記念して、開店前からお世話になっている方々を始め、オーナー夫妻の友人でエムズの常連になって下さった方々、足しげくご来店くださっているお客様など16名に集まっていただきました。
 もっともっと多くの方々にお祝いしていただきたかったのは言うまでもありません。けれど店の広さに限りがあり、声をおかけできなかった方に申し訳なく思っています。

 開会にあたり、オーナーがケーキ作りの手ほどきを受けた田辺治美先生に祝辞を頂き、次に開店前後のお店の歴史(苦労と恥の秘話?)をオーナー夫人が語りました。
 そして皆様には、ピザランチと新メニューとして試作したグラタンを召し上がっていただきました。コーヒーは、この日のために取り寄せておいて、会の前日に特別に焙煎したブラジル・ブルボン・ピーベリーという銘柄をお淹れし、店の定番人気の赤米甘酒シフォンケーキと一緒に味わっていただきました。

 ピーベリーは豆全体の収穫量のうちわずかしか採れない希少な豆です。普通のコーヒー豆には実の中に二つの豆が入っているのですが、ピーベリーは一つしか入っておらず、そのため、通常の豆よりも味が凝縮されて一層芳醇であるとされており、希少価値のある高級な豆として知られています。オーナーも、一年間、色々な豆を焙煎してきましたが、ピーベリーの焙煎は今回が初めてでした。一年かけてようやく、ここまで辿り着いたのかなと思うと、感無量です。

 さて、謝恩会は和やかな雰囲気の中で、時が過ぎゆき、友人のハーモニカ演奏も加わって、記念撮影で幕を閉じました。
 参加してくださった方々が心からエムズの一周年をお祝いして下さっている気持ちが伝わってきて、オーナー夫妻にとって、本当に嬉しい一日となりました。

美しいお花や記念品をいただき、ありがとうございました。
 
*お花や記念品までいただいてしまいました。心からお礼を申し上げます。
《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

店の集客力と、看板の効果って、果たして、どれくらい関係があるのでしょうかね?
看板をたくさん立てたからと言って、お客さんがどっと押し寄せてきた…なんて話は聞いたことがありません。店側が期待するほどにも、看板の効果はないのかも知れません。

カフェ・エムズにはこれまで看板というものがありませんでした。
開店前も開店後も、大した宣伝をせず、チラシもほとんど配らず、ただ口コミでこの店の存在を知ってくれたお客さんだけが、細々とご来店されていました。
「そんなことで、よく今まで、潰れずに、やって来られたなぁ~!」と、驚く人もいるかも知れません。
でも、エムズがそんなに大きくない規模の店だからか、それで十分だったのです。

きっと、清音には、飲食店やレストランが一切ない、という事情がものを言ったのでしょう。たくさんのお店がひしめく大都会でなら、きっと、宣伝なしでやっていけるほど甘くはないことでしょう。

それでも、やっぱり田舎のこと。人伝ての情報を頼りにしてご来店された方が、時折、「道に迷ってしまった」、「辿り着けなかった」などとおっしゃることがありました。
あんまり不案内なままで、「行きたくても辿り着けないお店」になってしまっては困ります。そこで、「そろそろ看板でもつけてみようか」と、話が決まりました。

オレンジ色が鮮やか!

2月に初めてお店の前に看板をつけました。5月には、県道前の田んぼをある方から借りて、看板を設置させていただきました。
この看板も、今ではすっかりなじんでしまいましたが、さて、効果やいかに?
…それにしても、ハナちゃんのシルエットが可愛い!

 

遠目にも分かるかしら?

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

お越しやす~。



10月13日、いよいよ、お店がオープンしました。
看板も一つもまだなく、新聞に折り込みチラシを入れたわけでもない、静かな田舎のいつもの朝。
「本当にお客さんは来るのだろうか?」という不安を、一同心にしまっていましたが、その不安を大きく覆して、大盛況の一日となりました。

実は、今だから言えるのですが、モーニングサービスのメニューのサンドウィッチ作りに夜通し掛かってしまい、一睡もしないまま朝の8時にはまだ身支度もできてない状態でした。前日にやっと届いたユニフォームに着替えて大慌てで9時の開店にこぎつけたのでした。

前日からオーナーのコーヒー焙煎の師匠である天坂氏が東京から駆けつけて下さっていました。
前日は4種類のエムズ独自のレギュラーブレンド珈琲を用意するため、一日中多種類の生豆の焙煎を何度も繰り返し、今度はそれらを計量しながら混ぜてブレンドを作る作業に長時間かかりました。日が暮れるまで指導tと作業をしてくださった天坂氏が、オープン当日も朝早くから手伝って下さっていたのです。
注文のコーヒーをすべて淹れて下さったおかげで、オーナー一家は不慣れながら接客サービスに集中出来ました。 <m(__)m>
この二日間の応援が無かったらどうなっていたことでしょう?
プレオープンで少しリハーサルしたとはいえ、その時は二杯立てではなく、生クリームピッチャーでもなくポーションでした。
キャンドルウォーマーにポットを載せて配るのは初めてです。落とさないように客席まで運ぶのも至難のこと。そしてどれが何ブレンドなのか見ただけでは判りません。お盆に並べる時にしっかり覚えないとお客様に届けられません。暖めた空のカップ&ソーサーにスプーンをつけてピッチャーを忘れずに・・・・・。これはどのテーブルだった????冷や汗の連続です。
何もかもが新しい手順なのですから、次から次と来て下さるお客様にナントカ席誘導からお会計までしてお見送りできたのは、ひとえに全てを予測した上ではるばる東京から来て下さった天坂師匠のおかげだったんだと、一日が終わってみて、初めて気がついたオーナー夫妻でありました。 <m(__)m><m(__)m>
 

沢山のお花をありがとうございました。


オープンにあたって、オーナーの両親の知人や夫妻のそれぞれの友人達や親戚、藤木工務店さん、岡山ラーメン学会などのたくさんの知り合いの方々から、アレンジメントのお花や鉢植えや観葉植物をお祝いにいただきました。
店内に飾りきれず、駐車場にまで並べる始末でした。上の写真はほんの一部の角度からの眺めです。

近くに住む父もお客様への挨拶を手伝ってくれ、一家総出でこの日は何とか終了しました。
本当にたくさんの応援とお祝いをありがとうございました。

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

同窓会のみなさんです。


いよいよ、グランド・オープンの日取りが10月13日に決まりました。
オープン前に、親戚や近隣の方々、親しい友人、知人を招待して5回、プレオープンを行いました。
地元岡山にいるオーナーの親族や、同窓会の人々、ラーメン学会の会員、キリスト教会の会員の方々など、たくさんの方々をお招きして、何日にも亘って開催しました。

プレオープンは、店のお披露目をし、皆様に率直なご意見を伺いながら、メニューやサービスなどをグランド・オープンまでに再調整し、完成に導いていくのが目的でした。
ですが、今回はプレオープンにちょっと力を入れすぎたようです…。
招待人数や、開催回数が多過ぎたのかも知れませんが、プレオープンの慌しさの中で、かえって、グランド・オープンのための準備の余力がなくなり、勉強になるはずだったプレオープンの日も、オーナー夫婦には、慣れないサービスに走り回るだけが精一杯の、ドタバタ劇の連続となっていました。

焙煎し、仕込みをし、取寄せたテーブルや椅子を組み立て、2台の電気オーブンなどの機械の使い方を覚え、制服もまだなく、コーヒーの淹れ方もまだ不確かで、現在のような二杯立てという形には至っておらず、ほとんど徹夜で朝を迎え、それでも開始時間が来てしまい、店はパンク状態のまま、ほとんど対応らしい対応さえできていなかっただろうと思います…。
プレオープンに関しては、オーナー一家の脳裏には、ただ忙しく、大変だったということ以外に、あまりはっきりした記憶が残っていないことがそれをよく証明しています。

では、招待された方の反応はどうだったのでしょうか?
カウンターにバイキング方式のように並んでいる色とりどりのケーキを試食された方々は、喜んでくださったようです。ピザとコーヒーも楽しんでいただきました。開店が楽しみですねと口々に言われました。
そして、いつの間にやら写真を撮影されて、ご自分のホームページやブログでいち早くご紹介くださった方も何人かおられました。まだカフェ・エムズにはホームページはおろか、看板すら無かった時にです。
ともかく現在、オーナーの手元にある写真を見る限りでは、皆さん、とても楽しそうな表情で、満足してくださったようです。

カフェ・エムズはグランド・オープンまでに、店に入りきらない、溢れるほどのお祝いの花をいただきました。
数え切れないほどの胡蝶蘭と、人の背丈を越えるほどの見事な観葉植物が、店内だけでなく、駐車場にまで置かれ、グランド・オープンのヘルプに来て下さった師匠の天坂氏は売上の心配も何処へやら、「オープン初日にこんなに花がある店は見たことがない」と驚いておられました。

オープンまで陰に日向にと協力して下さった全ての関係者の皆様、ありがとうございました。

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

完成間近です。


壁の塗装も終わり、もう店の形はほとんど出来上がっています。
あとは細部に手を入れるのみです。

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[1回]

瓦葺きをしました。

骨組みが仕上がり、いよいよ屋根が作られます。
瓦葺きも行われました。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[1回]

お兄さんたち大変です。 

 

4月8日着工。土台には、設計士の設計に従って、次々と骨組みが立てられていきます。
杉の木の美しさがよく映える設計となっています。

さあ、どんな家が仕上がるのでしょう?
期待と不安で目が離せません。
 

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

定礎式の様子


造成後には、いよいよ店の建設が始まりますが、着工する前に行うのが「定礎式」です。
日本では通常、「地鎮祭」と言って、神主さんにお払いをしていただく習慣がありますが、カフェ・エムズではキリスト教の定礎式を行いました。

更地に家の図面を引き、その上に、テントを張りました。
式を執り行うのは、岡山神召教会の内川牧師。
設計士、建設をお願いした藤木工務店の役員と社員の方々が来て下さり、それから親族、そして神招教会の教会員の方々が立ち会って下さいました。

これまでは、田んぼとして作物を実らせ、人に役立ってきた土地ですが、これからは家の土台をしっかり支え、店の繁盛という形で人々に貢献してもらわなければなりません。
人にとってはもちろんですが、土地にとっても、大事な門出です。

「この土地の礎を置くにあたり、それを神様の御手に委ねます。どうかこの地に豊かな祝福と実りをもたらして下さい」
との牧師の祈りの後で、壺の中に入れた大きな聖書が、大地に埋められました。
聖書を埋めた穴の上に、立ち会った一人ひとりが土をかけていきます。

遠い将来、いつの日か、カフェ・エムズが役目を終えた後に、再び取り出される日が来るまで、この大きな聖書は大地と一緒に店と家を支えてくれることでしょう。

《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[2回]

お店建設の土台を作るために、田んぼを埋め立て、宅地造成しました。
埋め立ては、1月から3月までかかりました。

造成後の更地です。
《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[0回]

ccfbf5e6.JPG
Cafe Ms' ができる前、そこには一面の田んぼでした。
現在は総社市に合併されましたが、そこは以前は清音という村でした。
長い間、村だったので、ここに住む人々は、今でも村民としての誇りを持っています。

清音は、清流、高梁川のほとりの、山の懐に抱かれた緑の村です。昔は松茸もよく採れたという福山、軽部山の山並みが、緑の田んぼを見下ろしています。
清音は岡山県内でも指折りの恵まれた豊かな村です。けれども、全国の田舎の例に漏れず、若い力が都会へ出ていき、過疎化して高齢化が進んでいました。

清音には、お年寄りが沢山暮らしているというのに、老人が気軽に歩いて行けるスーパーマーケットが一つもありません。もちろんレストランや、喫茶店があるはずもなく、うどん屋すら、一軒もありませんでした。
以前にあったスーパーは閉店となり、青空市だけが開かれ、県道にあって、村人に親しまれていた飲食店「馬小屋」も、大分前についに店をたたたんでしまいました。

清音には、店がなくなってしまいました。

そんな清音に、カフェ・エムズのオーナーが、関西からUターンして、喫茶店を作る計画を本格的に始動させたのは2006年の夏のことでした。
オーナーは清音で生まれ育ったのですが、関西のとあるファースト・フード業界に就職して後、長年、関西に暮らしました。そして会社で培った経験を活かしながら、いつかきっと自分の店を開きたいと夢見ていました。

けれど、オーナーが清音に喫茶店を開くことを決めた時、家族の誰一人として賛成した者はいませんでした。
「店が1軒もないような村に、店を建てるなんて、正気?」
「お年寄りばかりの村で、どうやって経営が成り立つの?
「自営業なんかやったこともないのに、無理なんじゃない?」
「サラリーマンを退職して、第二の人生で好きなことやろうって人はいっぱいいるけど、夢だけで上手く行くほど、人生、甘くないでしょ」

・・・まあ、大体、家族の反応はこのようなものでした(笑)。
さらに、家族以外の人となると、どんな反応だったか…、それはご想像にまかせましょう。

しかしオーナーは頑固一徹な性格だったので、反対されても、決して夢をあきらめようとはせず、着々と、清音に店を建てる構想を練り続けました。まずは岡山市内に居を構え、コーヒーの焙煎に関して勉強を積み、ケーキ作りに励みました。

その頃、オーナーはとにかく喫茶店を開業しようという思いだけはありましたが、開店までに必要な準備や手続きについて、詳しく知っていたわけではありません。
自分の家を建てた経験もありませんでした。
全てが不慣れな中でスタートし、店が出来上がるまでは、本当にハラハラドキドキの連続でした。

まず、田んぼを埋め立てなければなりませんでしたが、そのために、市の農業委員会の許可が必要でした。
田園地帯、清音の伯備線より東の地区は、農業保護地域として、宅地制限が設けられているためです。

オーナーは、早速、農業委員会にかけあってみました。が、委員会が年2回しか開かれないので、決定はどんなに早くとも半年後にしか降りないと言われました。

第二の人生を始めるとしたら、今しかないのに、半年も、手持ち無沙汰で、待ち続けなければならないのかぁ…。
それでも、委員会の決定を待ちに待って、ようやく2007年の正月明けに、許可をもらいました。
そしてすぐに埋め立ての工事が始まったのです。

写真(只今準備中)は、現在、カフェ・エムズの建っている土地の、田んぼとしての最後の姿です。
2007年の年明けには、藤木工務店の担当者さんが駆けつけてくださり、埋め立てが始まりました。

(開店までの道のりについては、この先、随時、過去に遡ってブログに書き足していきます。) 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

拍手[3回]

★Cafe Ms' ホーム
★最近のコメント
[08/03 きたぞう]
[07/13 ?]
[05/31 もこのママ]
[05/15 moko]
[04/14 カメラマン]
[03/30 マサト]
カウンター
★月毎の記事
★記事内を検索
★携帯用バーコード
Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ [PR]
《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》