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~カフェ・エムズの最新のニュースをお届けします。~

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7月19日に夜の教室が参加2名で開かれました。
お一人は2回目の受講です。1回完結なのですが、復習を希望された熱心な方です。

夜7時開始



お二人なので大ポットを使わずに、
2杯点てのポットで、いつも通りの進行をします。

詳しくは過去のブログを参照してください。
では進行の順に写真をご紹介します。


三つ穴と一つ穴ドリッパーを同時に講師が独りで、
二つの種類のドリッパーで抽出します。




同じ粉の量、お湯の温度でもでき上がりの味は?

















さて、ポットが三つ目になってますよ。
これはどういう淹れ方でしょう?これはどういう淹れ方でしょうか?

三つ穴(台形)と円錐形(一つ穴)で淹れた珈琲の味わい比べをしていただいた後です。
円錐形の特長を理解した上で、今度は、一気にお湯を落とすとどうなるかを円錐形ドリッパーで実験です。
次は、基本の淹れ方を指南。講師の手本実技を見てもらいます。
基本の淹れ方実習蒸らし実習です



その後いよいよ、ガラス小ポット・円錐形Sドリッパーで2杯点ての実技練習をしていただきます。

細口のステンレスポットは、見てのとおり、根本部分も細いでしょ?
これが、「少量の美味しいコーヒー」を抽出するための欠かせない条件です。一回で落ちるお湯の量をちゃんと加減するには、普通のヤカンではだめなんです。
円錐形ドリッパーが一つ穴で、お湯が速く落とせるからといって、ヤカンから「ダダッー」と注げばいいわけではありませんよ。



「蒸らし」の時もプラスティック・ドリッパーでは、外側からろ紙が湿ってくるのがよく見えます。ガラスポットの底にポタッと一滴落ちるくらいで止めます。
一投目から三投目までも、一つずつ大切です。5百円玉くらいの大きさで粉の中心部分に回しながら湯を注ぐのです。けして、ろ紙の土手を崩してはいけません。

目盛も見ながら、ろ紙の真ん中も見ながら、神経を鋭敏に注いでくださいね。
DSC05237.JPG



自分の淹れた珈琲をお互いに飲み比べしていただきました。


今回は「夏」の特別サービスで、アイスコーヒーの淹れ方を伝授しましたよ。
ホットコーヒーとは豆が違うだけでなく、淹れ方が違うのです。
(興味ある方は、店に来られてカウンターでマスターに尋ねて下さいね。)
豆の量も法則がありまして
また、お家でドリップされる方は、コーヒー豆の量を決めず大雑把にろ紙に入れてませんか?
1杯分だけ点てるのが最も難しい技術を要するんです。せめて2杯が無難。5~8人分とか大人数分を大ポットで淹れる方が易しく、これはヤカンでも構わないんです。
それと、粉は一杯分は10gが目安ですが、人数分を掛け算してはいけません。2杯分で18g・・・増えるごとに足す量を減らさねばなりません。コーヒー教室では、そのへんもちゃんとご教授します。
日本茶でも、急須に茶葉を沢山入れすぎると、とても苦いお茶の味になるでしょう?
ハイテク焙煎機に繋がるコンピューター
お好きなケーキを召し上がったあと、最後に焙煎機を見学です。

ハイテク焙煎機には、コンピューターが繋がっていて、これが失敗のない焙煎、「美味しいエムズの珈琲」の心臓です。井上製作所のハイテク焙煎機です


DSC05244.JPG

初めて参加された方も納得され、2回目の方は更に上達して帰られました。


カフェ・エムズの焙煎豆は種類が豊富なだけでなく、いずれもスペシャルティ珈琲です。
せっかく上質な珈琲豆ですから、ぜひ未だの方も9月以降の教室に申し込まれて、より美味しいコーヒーに触れていただきたいものです。














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17日にお二人の参加で第66回目のコーヒー教室が開かれました。

昼の回でしたので、先ずはピザランチを召し上がっていただいて。
ランチタイム
教室の進行手順はいつもと同じなので、写真のみ紹介します。

三つ穴ドリッパーと一つ穴ドリッパーの違いを説明台形と円錐形のドリッパーで同時に2ポット淹れる円錐形ドリッパーで一回一息の注ぎで淹れる淹れ方の手本を見る蒸らしの時間、ろ紙が濡れてきたのが見える実習実習お互いの淹れた珈琲を味わい比べる焙煎の話絵だけを見ても、もう何をしている場面かお解りの方も多いでしょう。
初めての方はカテゴリー『コーヒー教室のお知らせ』をクリックして過去ログの詳しく書いてある回を探してくださいね。

今回受講された方は、とても理解の早い方々でした。講師の説明にすぐ反応して、的確な質問が次々と飛び出していました。
きっと熱心にドリップの練習をされることでしょう。

5年間で60回を超える回数の教室を開催してきました。
コーヒー愛好者がますますドリップの腕を磨かれて、家族や知人に美味しいコーヒーを飲ませてあげられるようになれば、「コーヒーって苦いだけじゃないのね。」と、本当の珈琲の美味しさが判る人の増えることを楽しみにしているCafe Ms'です。

 
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4月5日に、3名の参加者で昼のコーヒー教室が開催されました。
ピザランチの後で開講
ピザ・ランチを召し上がっていただいた後、11時半より開講です。
ドリッパーの形状の違い
いつものように、
最初はドリッパーには形状の違いがあることから入ります。
 初めての方は過去ブログを参照してください。カテゴリー『コーヒー教室のお知らせ』で詳しく書いた日を探してくださいね。
台形ドリッパーで淹れる円錐ドリッパーで淹れる
大きなガラスポットにヤカンで湯を注いでいますね。生徒さんは台形ドリッパーです。
後から始めても追いつく円錐形
講師は遅れて円錐形で淹れ始めましたが、途中で追いついてしまいます。
これは何故でしょう?

台形(三つ穴)と円錐形(一つ穴)のドリッパーで淹れて、出来上がった味の違いを知ることが手始めなんです。DSC04869.JPG
それにしても、どのドリッパーを使うにせよ『蒸らし』は重要なひと手間です。
透明クリアなプラスティックドリッパーなら、ろ紙の中の粉が濡れてきてお湯がいき渡ったのがよく見えて便利です。また陶器のようには注いだ湯が冷めません。
3種類の味の違うMs’ブレンドが出来上がりました

さら飲み比べて味の違いを知るに、同じ円錐形ドリッパーで、講師は再度淹れます。粉とお湯の温度とは同じで、お湯を注ぐ回数を1回だけにして、しかも速く一気に落とします。

これらを飲み比べていただいて、自分はどの味が好きなのかを考えます。
円錐形ドリッパーはお湯の注ぐ速さを加減することが出来て、自分の好みが判ればそれに近づく注ぎ方を練習すればいいということを納得する過程です。

次いで、実技演習に移ります。手本の二杯点て実技
二杯点て用の小さいガラスポットと小さい円錐形ドリッパーを使います。お湯を注ぐ器具がヤカンからコーヒー抽出専用ポットに替わりましたよ。実技

この理由は、少ない量の珈琲を点てるのには、とても細口のポットから少しずつ少しずつ(ゆっくりと言う意味ではありません)お湯を注がないといけないからです。講師の模範実技を観て注意するポイントを頭に入れます。

お一人りずつ練習です。実技 淹れたポットをお互いに味わい合ってもらいます。57b323b0.jpeg実技焙煎についての話










最後に焙煎のお話をして焙煎機を見学していただきました。これで終了です。
この教室は1回で完結なんですが、今日は2度目の受講の方がお一人いらっしゃいました。
さすがに何度も練習された方は手慣れたもので、お連れの方にアドヴァイスしておられました。
 講師がいつも言ってますが、「珈琲の淹れ方に正解は無いんです。」
自分好みの味にするにはどの淹れ方が合ってるかを考えて、お湯を落とす速度を変える(決める)といいのですが、ある程度の基本を覚えたうえで練習されると早く上達しますよ。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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久しぶりのコーヒー教室の申し込みが4名ありました。
5年間で50回あまりの教室を続けてきますと、おおかたのお客様は受講済みとなっているようで、昨年はネットで知ったとか初めての来店で知ったとかの珈琲好きの方が申し込まれました。


2月1日は数か月ぶりの教室でした。
前日に3名グループの方から子どもさんの体調不良でキャンセルのお電話があり、当日は1名様のみの教室となりました。
カウンターにかけて頂いて、先ずはピザランチを召し上がっていただきました。

2種類のドリッパーとろ紙の形状の違い

その後で教室開始。講師は厨房側から。
ドリッパーの形状の違いは、大きな一つ穴と小さな三つ穴です。


器具が違うと同じMs'ブレンドの同量の粉、同じ湯温度でも出来上がりの味は異なることを知っていただくために、講師がドリップします。
円錐形と台形2種類の出来上がり味の違いを飲み比べて感じてもらいます。

次は、同じ円錐形ドリッパーでも3回落としと1回落としの違いも試します。
お湯を落とすスピードを変えると出来上がりの味はどう違うでしょう。過去ログをよくお読みの方と、コーヒー教室に参加された経験者は解りますよね。
さて、出来上がりポットが3つになりましたよ。3種類の抽出法を見た後でDSC04676.JPG淹れ方の手本を見る

いよいよ実習にはいります。

カウンター側にて、講師が基本のドリップの方法を、順を追って丁寧に解説しながらやってみます。

最後に、ご自分で2杯点てを実演していただきました。自分で淹れてみる

他人のを見るだけで解ったようでも、自分でやってみると
思いのほか結構難しいことがわかりますよね。 

基本の淹れ方を知り、家で何度も練習して身に付けてしまえば、あとは、自分好みの味に淹れる(抽出法)をすればいいのです。
先ほど3種類の淹れ方をして味わい比べをしましたね。
自分はどの味が好きだろうかと考えてみて、それに近づく淹れ方をするわけです。
つまりドリップ方法には絶対の正解というものは無いのです。
しかし粉の量やお湯の温度や蒸らし方の原理を知らずに、毎回でたらめに淹れていたのでは、いつまでたっても美味しい味に仕上がらず、せっかくのエムズのスペシャルティ珈琲豆がもったいないですもの。そのためにオーナーはこうしてコーヒー教室を続けているのです。

気軽にお話しするうち、この方はなんと千葉からお子様と来られ、総社市に滞在されているとのことでした。
お家からエムズまで遠いので、「雪舟くん」という市の乗合バスを利用して来られたそうです。
これは賢い方法ですねぇ。
教室でなくても、エムズでお茶したいという車を運転しないお年寄りなどにも便利ではありませんか!

 

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久し振りに夜の教室が開催されました。
なかよし3人組みの若い女性たちです。



写真のみご紹介します。

詳しい内容はいつもと同じなので、過去のカテゴリー「コーヒー教室のお知らせ」を手繰ってみてくださいね。


台形ドリッパーで


















円錐形ドリッパーで後から淹れ始める講師
味わい比べ実習ハイテク焙煎機見学















お一人ずつ実技練習されて、お互いのドリップを比べあったり、最初に大ポットで淹れたコーヒー3種類の違いを冷めてから味わい比べたりされました。



ケーキセットを召し上がったあと、最後にハイテク焙煎機を見学されて終了です。

 

 


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3月は2回とも ひと月も早くから申し込みがありました。

まず3月2日の教室です。
3人のお友達グループの参加でした。
まずはピザ・ランチで腹ごしらえ。

三つ穴ドリッパーで講師が一つ穴で









実技練習味わい比べ





例によって三つ穴ドリッパーと一つ穴ドリッパーノ淹れ比べ。

その後お一人ずつの2杯点て実技練習です。

すでにお家で一つ穴ドリッパー(円錐形)を使っておられる方がいらっしゃいました。
お友達同士で自分が淹れたコーヒーを交換して味わい比べを楽しみます。

最初にMs'ブレンドを大ポットで3通りの淹れ方をしましたから、自分の好みの味はどれかを認識すれば、今後お家で練習する時にその味のイメージをもってドリップすることが大切です。

何度も復習して基本の手順と注意点を身につけたら、あとは
日によって気分や体調が変わった時でも、淹れ方を変えてその日の「my coffee」を飲むことができますよ。

粉の挽き加減は極端に荒かったり細かかったりしなければさほど味には影響しません。細かすぎると、ろ紙が目詰まりして、せっかくの円錐形ドリッパーを使ってもゆっくりしかお湯が落ちなくなるので三つ穴ドリッパーで淹れるのと同じことになるので注意してください。





続いて3月23日の昼の教室を紹介します。
これで第45回目となり、2名のお友だち同志とお独りの3名が参加されました。

ランチから開始用具がカウンターに並んで
まずはランチで開始。

カウンターには大ポットがずらっと並んでいます。
ドリッパーの形に違いがありますね。


焙煎の話三つ穴ドリッパーで味わい比べ










焙煎の話の後、三つ穴ドリッパーで大ポットに8杯分淹れていただきます。

1回で淹れる





講師も一つ穴で淹れて、両方を飲み比べると?

皆さん味の違いに敏感です。

さらに、講師が大ポットで1回注ぎの淹れ方を実演。蒸らしの後は全く注ぐ手を止めないでお湯を注ぎ続けます。
このお味はどんなでしたでしょう。

2杯点てを練習

小ポットで2杯点ての練習です。

ステンレスのポットは首の根元も口もとても細くしぼってあります。
大ポットの時と同じヤカンではダメです。


蒸らしの最初の1滴暫くすると?ろ紙の色の変化を見ると?














最初の蒸らしの1滴から変化を見ましょう。
無色透明のプラスティックのドリッパーですから、ろ紙が濡れてきて全体が茶色に見えるまでがよくわかりますね。
お湯をドリッパーの中の粉に満遍なく行き渡らせるためなので、乾いた粉が無くなるまでほんの少し数滴しかお湯は注ぎません。下のガラスポットには、まだ液体は落ちてきていませんでしょ?この蒸らしがちゃんとできれば、美味しいエキスがしっかり抽出できるのです。あとは、一気に注ぎ、ろ紙の縁の上まで盛り上がった泡の面が下がりすぎないうちにまた一気に2回目、3回目と目盛り線を見て気をつけながら注ぎます。
1回目・2回目の止め時・3回目の注ぎ終わり時というのが難しいタイミングです。お家で何度も練習するうちに覚えられますよ。
そしてもし、ろ紙の中にまだ注いだお湯が残っていても、ガラスポットの2杯分の目盛り線を越えそうな時は、お湯ごとドリッパーの粉を捨ててしまわないといけません。

カップ1杯分だけ淹れるのはプロでも難しい難易度の高い技術です。
2杯か3杯分を点てることに慣れましょう。
粉はカップ1杯分は10グラムが基準ですが、2杯分は2倍・3杯分は3倍というわけではありません。だんだん少なくしないと濃すぎる味になるのです。
2杯点てと決めたら、18グラム見当の粉の量だけは毎回同じにすることを心掛けて、お湯の落とし方で自分好みの味に近づくように練習しましょう。




 


 
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1月は2回とも、定例教室の参加申し込みがありませんでした。

しかし、夜の開催を希望される方がおられて、臨時の教室を1月25日(水)に開くことになりました。

イルミネーションがとっぷり暮れた夜の景色に溶け込んで美しい中、午後7時前に4名の方々が到着されました。お友達同士の2組のご夫婦でしたから、初めから打ち解けて和やかな雰囲気で終始しました。
ドリッパー2種
いつもの大ポットでの淹れ比べ。
講師がわざと遅れて淹れ始めても、ごらんの通りすぐに追いつきました。
その訳が大切なポイントだという事は、当教室を経験された方も当ブログの愛読者の方もよくお解かりですよね?
三つ目の大ポットに講師がヤカンで注いでるのはどんなコーヒーでしたっけ?
1回落とし実技の手本
お手本の手順をしっかり頭に入れて・・・・・。

ご主人が見守り
実技はお一人ずつ
習ったとおりにできるかな。
最初に、ろ紙の中の粉を平らにするところから。

蒸らしの時間は、焦って早くお湯を注ぎたくなるのが常。
「待って、待って、もう少し待って。」が難しいですねぇ。

ガラスポットの目盛り線を見て、その線に達する前に注ぐ手を止めないと、
目盛りをオーバーしてしまいますよ。

ケーキタイム
夜のCake Time は 実技練習後、緊張が解けたあとのお楽しみ。

ご夫婦揃っての参加ならでは、お帰りを急ぐ必要が無くてか、質問や感想が時間を忘れるほど沢山出て、いつまでもとても賑やかでした。






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12月は昼の教室を2回開催しました。
まず2日のコーヒー教室を写真で紹介しましょう。
幼稚園のママ友の若い女性4名の参加でした。一番にランチを召し上がっていただきます。
大ポットでドリッパーの形の違いで味にも違いが出ることを体感していただきます。
三つ穴と一つ穴でドリップしたコーヒーを飲み比べると判ります。
道具の違い(特徴)がわかったところで、自分はどの味が好きなのかを考えます。
今後お家で淹れる時にはっきりしたイメージを持って、それに近づく淹れ方を目指して練習すると速く上達するのです。


お一人ずつの実技練習


いよいよ実技練習です。
2杯点ては小ポットで一つ穴(円錐形)ドリッパーを使って
淹れていただきます。



お迎えタイムに間に合うようにとのご希望でしたので、少し早めに終了しました。
お腹も一杯になり、お友達と楽しい時間を過ごしていただいたようです。


12月16日は第39回目の教室です。
4名のお友達グループとお独りの5名参加でした。
ピザランチ

まずはピザ・ランチを堪能していただいて、
戦の前の充分な腹ごしらえ?

ランチタイムでは、Ms'ブレンドを円錐形ドリッパーで標準の淹れ方をしたものを召し上がっていただきます。


次に、

円錐形ドリッパーで1回で落とす淹れ方









三つ穴と一つ穴ドリッパーを使って
淹れ比べた後、講師が一つ穴ドリッパーで、お湯を3回に分けず1回で注ぎ続ける淹れ方を披露。

飲み比べて味の違いを知る3種類のコーヒーの味わいを飲み比べてもらいました。

皆さんの感想と、自分はどれが好みかを語っていただきます。






実技は皆さん真剣な表情です。標準の3回落としですが、
ガラスポットの目盛線とろ紙の中のお湯の量とステンレスポットのお湯の注ぎ加減と・・・・・、同時に気をつけることがいっぱい!!
実技ハイテク焙煎機を見学








最後にハイテク焙煎機を見学して終了しました。
2011年のコーヒー教室はこれで終わりました。
来年のスケジュールもすでに決まっていますから、関心のある方は、総社市内はもとより岡山、倉敷、真備
くらいの距離でしたら是非一度参加してみてくださいね。

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11月は昼と夜の2回開催できました。!!

写真をご紹介しましょう。

まず11月4日昼の部からサラダから
初めにピザランチ




3人と2人の2グループの参加でした。







ピザランチ・セットを初めに提供し、「戦の前の腹ごしらえ」?をしていただき、開講。






三つ穴と一つ穴のドリッパーで淹れる




従来は三つ穴ドリッパーは受講者さんに淹れて頂くkとが多かったのですが、今回は講師が円錐ドリッパーと同時に淹れます。
手本実技を見学一人ずつ実技

焙煎機の見学講師の2杯点て手本実技の後、お一人ずつ実習


最後にハイテク焙煎機の見学をされました。








11月18日は夜の教室


第36回は夜の希望者がありました。
親子で3人とお独りの2グループ参加です。

4名参加親子で参加







三つ穴と一つ穴ドリップ経験のある方に三つ穴ドリッパーで淹れていただき、講師は一つ穴ドリッパーで淹れます。
大ポットはヤカンで淹れます。
手本は2杯点て2杯点ては小さいガラスポットですから、ヤカンではお湯が出すぎてうまく点てられません。
細口特製ステンレスポットが最適です。講師の手本実技のあと、個人で実習してもらいます。
母娘なかよく並んで


実技練習の後はケーキタイム。
質問が弾んで終了時間をオーバーしても賑やかでした。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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★今後のコーヒー教室について

コーヒー教室を9月から毎月第1と第3の金曜日の2回開催するようになってから、昼の教室が大人気です。

予約定員数が早々と埋まったりしていますが、一方、夜の教室は10月は申し込みゼロで休講でした。
日の暮れが早くなりましたから、気温はまだ寒くないものの夜は出づらいのでしょうかね。

そんなワケで、しばらく月2回とも昼の教室という設定で募集することになりました。

但し2012年3月の2回目は第3でなく第4金曜日の昼ですので、「参加してみようかなぁ~」とお考えの方は、日程にご注意ください。

詳しい内容はホームページのトップページの [メニュー] から [コーヒー教室]のページをご覧ください。




来年の4月から昼と夜の2回に戻ります。


★年末年始の営業について

少し早いですがエムズの冬休みが気になる方もおいででしょう。お知らせしますネ。(*^_^*)

12月は29日(木)まで営業して、1月は4日(水)から開けます。
    (12/27(火)は通常定休日ですよ。)

つまり、12/30、31、1/1、2、3  と、5日間お休みをいただきます。

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10月7日に第34回目のコーヒー教室が11時から2名参加で開催されました。

毎回1回完結で殆ど講座内容は同じです。
今回も写真のみ紹介させていただきます。
過去ログをご覧になればもう少し詳しく書いてありますので、初めて参加してみたいと思われる方は、カテゴリー『コーヒー教室のお知らせ』をクリックしてくださいね。母娘の二人参加でした



今回はお母さまと娘さんのペアの参加でした。

講師が3種類の淹れ方を







講師の実技手本
実技練習

実技練習をお二人とも真剣にされ、
お互いのできばえを飲み比べたり。


娘さんは幼稚園のお迎えタイムと言うことで、少し急いでお帰りになりました。

たしかにランチセット付きの昼教室は午後1時で終わりますから、幼稚園児のママさん方にもちょうど良い時間帯なのかもしれません。
後日談
 お母様は娘さんの分まで道具やコーヒー豆を求められただけあってか、お家で熱心に練習されたようです。
教室から数日後に来店され、カウンターでいろんな具体的な質問をなさっておられました。
きっとその後さらに練習に励まれて、娘さんを指導されているかも知れないなぁと思ったり、微笑ましい光景が想像されます。


10月も昼の部と夜の部と2回を予定しておりましたが、第3金曜の夜の部は申し込みゼロのため休講となりました。
34回までやって来て休講は初めてのことです。日が短くなってきて、女性が夜に参加するのは難しいのでしょうかね。11月はどうなりますやら?
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今月は昼の部が始まったので、ひと月のうちの2回目の教室となります。

お独りとペア一組の3名の参加でした。
写真のみご紹介しましょう。
三つ穴と一つ穴のドリッパー
落とし方を変えて

この順番は何かお解かりですか?

過去ログを続けて見ておられる方ならすぐ「いつもと同じ始まりだ。」とうなづけますね。

飲み比べ



同じMs'ブレンドがドリッパーの違いや湯の落とし方で味が全く違ってくることに納得。


手本実技




講師の2杯点ての実技手本を、メモをとりながら頭に入れておられます。



さあ、お一人ずつの実技練習です。
覚えられたかな?








実技

ケーキに舌鼓 

お仕事帰りのひととき、ドリップのコツを学んで、ケーキを楽しんでいただきました。
明日からはしっかり練習して、自分好みの味を作り出して、珈琲をより好きになられることを期待します。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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 8月は教室も夏休みをいただき、今月からコーヒー教室は昼の部と夜の部と2回になりました。
 これから後も、毎月第1週の金曜日は昼、第3週の金曜日は夜に開催します。
日程や詳細はトップページのMenuから『コーヒー教室』を開いてください。


         http://cafems.huuryuu.com/coffeschool.html


では、初めてのランチ付きコーヒー教室の様子をご覧ください。
第32回目の教室は9月2日に3名の参加で開催されました。

まずは腹ごしらえ
午前11時開始ですので、まずはサラダと焼きたてのピザをお出しして召し上がっていただきます。
ピザは2種類のうちお好きな方を予約していただいています。

講師はすぐに毎回教材に使うMs'ブレンドを点てながら説明をします。

召し上がりながら講師の説明に耳を傾けて手元も見ながらというところが、夜の部と大きく違いますね。でも話の内容はもちろん同じなんです。


講師が2種類のドリッパーで点てる
今まで夜の部では、
参加者に三つ穴ドリッパーで淹れてもらっていましたが、
皆さんはお食事中なので、講師が独りで同時に三つ穴と一つ穴のドリッパーで淹れます。

2杯立点てポットに3人なので3杯分を点てます。




同時に淹れ始めても、一つ穴(円錐形)ドリッパーのほうが、
お湯が一度に沢山速く落ちるので、三つ穴(台形)ドリッパーより淹れ終わるのが早いんです。
 

出来上がったコーヒーを皆さんのカップに注ぎ、飲み比べていただきます。
同じ粉の量、同じ湯の温度で注いだMs'ブレンドが、やはり今までの回の結果と同じように味わいが異なります。

さらに講師は一つ穴ドリッパーで、1回落としという淹れ方を実演して、これも味わっていただきました。
どのコーヒーの味が正解と言うのではありません。
器具によって同じ珈琲豆でも味が違うということと、同じ器具でも落とし方を変えるtと味が違うことを知っていただきたいためにこの淹れ比べがあるのです。

そして、どの味が自分の好みの味に近いのかを考え、調節のきく一つ穴ドリッパーを使って自分好みのコーヒーの淹れ方を見出す目的をもって練習していただきたいのです。ですから講師の3回落としの手本実技も、あくまで手順の基本を学ぶためであり、参加者が基本をマスターされたら落とし方をあれこれ変えてみて好みの味になる淹れ方を身につけてほしいのです。
ただし基本練習は大切です。毎回同じ淹れ方で同じ味になる技ができるようにならないと次の段階には進めません。


2杯点て手本今度は講師の手本実技を見ていただきます。

「蒸らし」の大切さを知ってもらい、次のお湯の1投目まで待つ我慢を覚えます。

粉に湯が浸透していき、Ms'の特徴ある美味しさが凝縮している時間なんです。蒸らしのためのお湯の注ぎはほんの少しで、入れすぎると最後の出来上がりの味が美味しくできません。
実技本番です
個人実技本番です。

お湯を注ぐ前にも気をつけるポイント1。
ドリッパーをちょっと振ってろ紙の中の粉を平らにします。

「蒸らし」のお湯注ぎは上手くいったみたいです。
ポットに少し茶色の液が落ちたというタイミングで止められましたよ。

続きはどうなったかな?


淹れ終わったら席に戻って味わいます。
「う~ん。講師の手本の味とはちょっと違うなぁ。
どこが違ったんだろう?」と不満足なご様子でした。








見守られながら実習
ハイ交替。
ドキドキで実習開始?



この蒸らしの後も、気をつけるポイントが幾つかあります。

1投目の手を止めるタイミングをガラスポットの目盛線を見ながら計ること。
注ぐ手は500円玉くらいの円を描いてまわし、けしてろ紙の土手を崩さないこと。
上も下も同時に見なければならないので、初めてだとできなくて当たり前なんですからね。


あとは家で繰り返し練習あるのみです。
手順を忘れたり、疑問が湧いたら、いつでも来店されてカウンターに掛けてください。


新型ミルはスグレモノ
新型コーヒーミルはスグレモノ。

当ブログでも紹介しましたが、これからミルを買いたいが何が良いか判らないと言う方には是非オススメです。
良い器械なのに値段が手ごろですから。


焙煎室を見学

焙煎室も見学されて
ハイテク焙煎の意味を知っていただきました。


昼間しか都合がつかなくて教室参加を諦めていた方、どうぞ10月11月と続きますから、申し込んでくださいね。
お待ちしてま~す。

 


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 第31回目は7月15日の夜に4名参加でコーヒー教室が開催されました。
一組のご夫婦と、女友達お二人の二人ずつのグループです。
4人参加で生豆の形の違いを見る
焙煎豆標本の説明の後、生豆を見て実の生り様を知ったり、「ピーベリー」という豆が普通の豆と形が違う理由に納得しました。

講座の詳しい内容は毎回殆ど同じなので省略します。

教室の様子を写真でご覧ください。
三つ穴ドリッパーで淹れる一つ穴で講師が淹れる








早速、三つ穴ドリッパーで淹れていただき、講師が少し遅れて一つ穴で淹れ始めます。
が、注ぎ終わりは講師のほうが先に終了。
これはドリッパーの構造の違いのせいですよ。勝ち負けではありません。

飲み比べると?
味の違いを比べていただきます。
二つには特徴的な違いがあるのです。

一つ穴(円錐形)ドリッパーで淹れた味と、昔からある見慣れた三つ穴(台形)ドリッパーで淹れた味との違いが判った上で、ご自分の好みの味はどちらに近いかをはっきり認識しなければ、「自分好みの美味しいコーヒー」に繋がっていけません。

つまりコーヒーの銘柄(モカとかキリマンジャロ)で何が好きかとかで好みを決める前に、同じ銘柄で同じ焙煎の深さの豆でもドリップ(抽出)の仕方でこんなに味が違うのですから、それを味わい比べて自分の好みの味を知れば、今後の尺度にすることもできます。

三つ穴の3つの穴を足しても一つ穴ドリッパーノの穴の大きさには及びません。どんなに速くお湯を落とそうとしてもできないので、三つ穴ではこってりした味に仕上がります。
一つ穴は、落とす量と速さを自由に加減できるので、好みの味を作り出しやすいのです。
見本実技を見る実技練習








講師の手本実技を見た後で一人ずつ実習です。



知らぬ同志の4人でしたがすっかり打ち解けて、
楽しい時間を過ごされました。


こうしてコーヒー好きの方々が増えていくことと、
当店で受講された方がドリップの面白さにはまっていただくことをエムズは期待しています。

 
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梅雨の最中だけあって毎日毎日よく降りますね。
しかし突然に真夏のような暑さになって驚いております。最高気温が35度なんて!!
熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。

6月の17日に第30回コーヒー教室が開かれ、4名の参加がありました。
お二人組みの女性とお独り参加の女性、2度めの挑戦の男性お独りでした。

少人数ながら積極的な方ばかりで、活発な発言と熱心な取り組みとで終了が午後8時半をオーバーして9時になってしまいました。

講座内容はいつもと同じですので省略し、写真のみ紹介します。

初めの話は「美味しいコーヒーとは?」から
「『美味しいコーヒー』とはどんなことを思い浮かべますか?」
いつもの始まり方です。



粉のグラム数は
テーブルの上の紙は何でしょう。
粉の量は一人分は
10グラムが標準ですが・・・・。
2人分は×2の20グラムではありません。
では4人、5人、・・・8人では?
それを推定するグラフなんです。


三つ穴ドリッパーで淹れる
味わい比べ
三つ穴と一つ穴のドリッパーの違いを抽出結果の味で知ることが第一歩。



1回で抽出する
標準は3回で落とすところ、1回で落とすと?
蒸らしは数えません。


2杯点ての手順・勘所を説明今までは大ポットで。





道具が替わります。


これから2杯点ての実技に入る前に、手順と注意点を説明。
Sサイズのガラスポットとステンレス細口ポットを使います。


一人ずつの実技











他の方のを見るのも勉強ケーキでくつろぐ




実技のあとはホッとして。講義を受けておうちで練習され、何かもう一つ解からないと再挑戦の男性。2回目続けて参加されて納得できたでしょうか?

皆さんに実技練習していただいて、おうちでも美味しいコーヒーを味わっていただきたいと思ってコーヒー教室を教材費百円のみで、もう30回も続けてきています。
淹れ方の正解(100点満点)と言うのはないのです。
ただ、せっかく良いスペシャルティ豆で焙煎加減がよく新しいコーヒー豆をドリップで台無しにはしてほしくないですし、最も自分が美味しいと感じるできばえを目指していただけば良いのです。

ドリップに熱心、というより味の追求に熱心で、ご自分の一番好みに近い味になる淹れ方を探求される方は男性が多いようですねぇ。講習を2度受けた方も今までで3人の男性ですし、何度も来店されてカウンターに腰掛けられてマスターのドリップの手元を見たり、質問されたりする方も圧倒的に男性が多いです。
そしてそして、
上達した腕前でドリップしたコーヒーを奥様にいつも淹れて差し上げてるご主人様の多いこと!!

「うらやましいわぁ」と思われた女性は、コーヒー教室にご一緒に参加。または?ご主人を送り出してみてはいかがでしょうか? 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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5月20日のコーヒー教室は男性2人のグループと女性3人グループの5名参加でした。

講座内容はいつもどおりですが、どちらのグループも積極的な方ばかりで、質問も活発で、熱い教室になった気がしました。
詳しい内容は省いて、写真を紹介しましょう。
焙煎の話
「『美味しいコーヒー』とはどんなコーヒーだと思っていますか?」
といういつもの講師の質問から始まりましたが、どの方もご自分のはっきりしたイメージを持っておられます。
焙煎標本を使って、豆の銘柄や種類よりは焙煎の加減で味が決まる話には納得。
三つ穴と一つ穴ドリッパーで淹れる恒例の三つ穴ドリッパーと一つ穴(円錐形)ドリッパーでの淹れ比べ。
蒸らしから注ぎ終わりまで、手馴れた様子の男性。おうちでもずいぶんと経験があるのでしょうか三つ穴ドリッパーで淹れたコーヒーを配る
淹れ終わったコーヒーを皆さんに配って飲み比べてもらいます。
いつものコーヒー教室の前例からは、一つ穴のほうは「飲み易い」「美味しい」「あっさりしてる」という声が多くても、三つ穴のほうは「ニガ~イ!」とか「ずいぶん苦味が強い」「こってりしてる」とかの感想が多く聞かれました。
これは上手下手ではなく、ドリッパーの形状の違いがなせる結果だと言うことは、過去ログお読みの方はご存知ですよね?
今回もてっきりそういう反応かと思いきや・・・・・。
ところが、今回は三つ穴のを飲んで「こっちも美味しい」「飲み易い」と皆さん。
三つ穴ドリッパーでも淹れ慣れている方はお湯の注ぎ方がお上手なんですね。
それでも、三つ穴と一つ穴の出来上がりの味の違いは皆さんお判りでした。

一つ穴ドリッパーで1回落とし大ポットで1回で落とすやり方を講師が披露。
これは円錐形ドリッパーは湯の落とし方で味を自分の好みに合わせて変えられる事の証明のためです。
3種類の出来上がったコーヒーの味の違いを比べようと、何度もカウンターまで来られて納得いくまでカップにお替りされる方もいました。
小ポットで2杯点ての講師の手本実技の後はそれぞれに実習です。
実技練習


























見守りあい














ケーキタイムはホッとしたお顔
全員が実技練習を終わり、ケーキタイムになるとホッとしたご様子。
ケーキを楽しみながらも新しい質問も出ます。


「コーヒーの師匠によると『コーヒーの味を決める要素は生豆の品質の良し悪しが3割、焙煎が6割、抽出が1割』だそうです。」と講師。
そのたった1割の抽出(ドリップ)ならそんなに頑張ってもがっかり・・・・ではなく、せっかく良い品質の豆と焙煎で上出来の美味しさになるはずのコーヒーを抽出のまずさで台無しにしてしまわないために、ドリップの技術を磨くことが重要なんですね。
それにはドリッパーだけでなく、湯を注ぐ道具も大切です。
2杯点てには専用ポットが必要値が高い道具と言う意味ではなく、適切な道具が必要です。
最初に大(ガラス)ポットで8杯分点てたときは、湯を注ぐのはどんなポットでしたか?三つ穴ドリッパーも一つ穴ドリッパーもヤカンでしたね。

2杯立ての小さいガラスポットには?
この口の細いポットでした。
さっきのヤカンではダメなんです。
反対に大ポットにはこの細口ポットはダメです。
つまり、
粉に注がれる湯の量が違うということがポイントです。

似たようなポットも注ぎ口は全く違います細口ポットは水差しポットとも大きさが同じくらいですが、口の細さが全く違います。家で淹れる時も、2杯点てのポットを使うならヤカンはやめて細口ポットにしたほうが良いのです。(これはちょっと高価ですが)もう少しステンレスが薄い安価な物も市販されています。さらに根元にシリコンを詰めて湯の出具合を調節すると良いでしょう。

焙煎室を見学されて終了が9時になってしまいましたが、皆さんお疲れの様子も見えず帰途につかれました。
今度エムズにおみえになってカウンターにかけて後日談を聞かせてくださるのが楽しみです。

 29回も続けてきて、
それっきりの方、足繁く通ってくださる方、たまに来られてカウンターでマスターのドリップを見つめる方、教室で習った教材のMs’ブレンドしか飲まれず豆もその1種類のみ買われる方、100枚の円錐形ろ紙を短期間に使い切って買いに来られる方etc.・・・・・・・いろんな参加者がおられます。
中にはこちらがお顔を覚えてなくお客様から話しかけられなかったら受講されたことに気づかないということも多々あるかもしれません。そういう方も家で熱心に練習されているかも知れないことを思うと、『自分にとって美味しいコーヒーは?』を追求されている方は増え続けているように思われます。
それって幸せの追求というか『至福のひととき』を追求してること?そのお手伝いがちょっぴりでも出来たなら、私達も嬉しいです。
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 3月は第3金曜日がお彼岸にあたるので、第2金曜日に予定していましたが、今までで初めて、申し込みゼロということになり、休止いたしました。

そして、4月15日に28回目のコーヒー教室が開かれました。
講座内容はいつもと同じだったのですが、これがちょっと異例の形になりましたのでそこからお話しましょう。

 その教室予定日の1週間前の午後に、エムズに初めて来られた女性客お二人がカウンターに座られました。
ほかのお二人席も4人席も空いていましたから、「おや?」と思った私です。
というのは、カウンターにお座りになるお客様は大きく分けて3タイプ。
もうすっかり常連で、マスターと話がしたい方。以前コーヒー教室に参加されていて、復習のためカウンターでマスターのドリップの手元を見たり質問したい方。マスターの昔なじみや知人。
このどれにも当てはまらない方はカウンターでのみ柄物のカップを選べる事をご存知で、白無地でなくご自分の好きなカップでコーヒーを召し上がりたい方です。
 でも初めてのお客様はそんな事もご存知ないはずですから「おや?」と思ったわけです。
一通りのご説明をした後、ケーキセットでコーヒーは「モカ・マタリ・アラビアンナイト」と「マラウィ・ゲイシャ・ミスク」を注文されました。
マスターがお一人ずつにドリップしてお出しし、お飲みになって「こんな美味しいコーヒーは近頃出会えませんねぇ。」ととてもほめてくださいました。
それからコーヒーショップ談義やご自分の昔のアルバイト時代のことなど、初対面とは思えない気さくさで話されたりコーヒーや食材について質問されたりで賑やかな時間が過ぎていきました。
 それからコーヒー教室の話になって、お二人とも関心があるようでしたが、お勤めの関係でお一人の方は夜7時開始には間に合いそうにないとの事でした。既にコーヒー教室の前半で講義するようなお話をマスターは会話の中でしておりましたから、「30分くらい遅刻されても大丈夫ですよ。」と参加をお薦めしました。「もう一人誘ってみようかなぁ・・・。」と独り言のようにおっしゃっていたので、とりあえずお二人にお名前と連絡先を書いていただいて、「もし人数が増えたり、キャンセルの場合は前日までにご連絡くださいね。」と申しました。

 それから1週間たって開催前日までにも、他の申し込みはありませんでした。他の参加者がおられれば通常通り7時開始ですが、お友達同士のお二人だけなので7時半開始9時終了にしても構わないかなぁと相談し、前日の夜になってからお二人に電話しました。最初の方は留守電に参加の確認と7時半開始を伝えて切り、もうお一人には繋がりました。
そのお返事が「8人で行くことになったらしいですよ。」
「えっ?ご連絡いただいてませんが・・・????」

 さあ私たちはあわてましたよ。今は夜半、教室は明日。
2人と8人では講座の段取りが違ってくるのです。
1時間半の講義と実習という制限の中では、参加人数が少ないほど、その方に合わせた講義と懇切丁寧にドリップの実習をご指導できますが、多いとお一人ずつに対して手薄にならない工夫も必要なのです。

それに今までにも書きましたが、わた単にコーヒー教室に参加する人数が増えればいいとは思っていません。
カフェ・エムズに一度ならず来店されて、当店のコーヒーの美味しさを味わっていただいた方のうち、自分でもそんなコーヒーを淹れられるようになりたいと思われた方に受講して欲しいのです。
だから講習料無料で実費のみいただいて続けてきているのです。
今までも『OSERA(おせら)』に掲載された記事を見ただけで申し込み電話を下さる方には、必ず一度来店されてから参加を決めてくださいとお願いしてきました。
突然加わられた6名の方々の参加動機はわかりませんが、当店に一度もお越しになってないようでした。

それからもう一つ。ケーキの準備の問題です。
普段のマスターのこだわりはもちろん手作りコーヒーにあります。自家焙煎の新しい豆で、当店にしかないブレンドとかいろんなストレート豆を楽しんでいただくことで、コーヒーはとても美味しい飲み物だと知っていただき、コーヒー好き人口を増やしたいのです。
営業中にたくさんそろえてあるケーキは、あくまでそのコーヒータイムをより楽しくするスウィーツです。
しかしながら、どのケーキにしようかとショーケースの前でずいぶんと長く迷っておられるお客様が多いことから判るように、ケーキを選ぶ楽しみというのは特に女性にとっては重要な時間であり、あとで召し上がるコーヒーと両方で満足され、エムズでくつろいでいただくための食前酒か前菜みたいな役割があるような気がしています。
ですから、手前味噌になりますが、マスターは「うちはケーキ屋ではないが・・・」と言いながらも、季節の果物を良い栽培農家から取り寄せ、他店にないケーキを絶えず工夫を懲らして手作りし、寝る時間を削ってでも種類を多くショーケースに並べているのです。
 この心意気は教室にも適用されます。
金曜日のコーヒー教室は閉店後ですから、その日の営業中にどれだけケーキセットが注文されて種類が減っても、教室参加者が数だけは足りていても種類は少ないケーキから選ぶしかないという状況にならないように、参加人数に応じて前日の仕込みに励んでいます。
2名のはずだった参加者が8名に!!あわてた訳はここにもありました。


 さあ、当日になり、夜7時半に開始の運びとなりました。
全員そろったのは8時前になりましたが、ケーキは十分迷っていただける種類をご用意できました。
講座内容はいつもと同じなので省略し写真だけご披露します。

5名で開始全員揃いました
5名で始まり8名全員揃いました。講義は途切れなく続きますが、心なしか揃った後は部屋の中の明るさと集中度が違うようでした。




三つ穴ドリッパーで淹れていただく
お馴染み三つ穴と円錐形ドリッパーの淹れ比べ

円錐形ドリッパーは後から注ぎ始めたのに終わり遅く注ぎ始めた一つ穴(円錐形)が先に終了。

三つ穴が終わりました。











席に帰って飲み比べていただいた後、大ポットで別の淹れ方を披露。
一気にお湯を注ぐとどうなる?円錐形ドリッパーで3回に分けて淹れずに、蒸らしの後は一気にお湯を注ぎます。
どんなお味か予測してもらった後で点て、出来上がりを味わってもらいます。






さあ、2杯点ての実習です。まずは講師の手本実技から。
2杯点ての手本実技2杯点ての実技次に二人一緒に実技練習です。
ろ紙に注ぐ湯とポットの目盛と両方を見ながら、注ぐ加減を測るのは初めての方には相当難しいことですから、うまくできなくても当たり前です。結果、同じMs'ブレンドの粉の量、同じ温度の湯、同じドリッパーを使っても十人十色ならぬ八人八色のコーヒーが出来上がりました。
お互いに友達のと交換して飲み比べながら首をかしげたり笑ったり、賑やかです。
ろ紙の中の粉を平らに?
皆が見守って
真剣に



















いよいよ全員実習が終わり、お待ちかね?のケーキタイムです。
ご自分の淹れたコーヒーや最初の三種類の淹れ方をした大ポットのMs'を自由にお替りしながら、選んでおいたケーキに舌鼓。
お待ちかねケーキタイム最後に焙煎の話をちょっぴり
最後に「おうちで焙煎」のほんの本から少し焙煎触れて、9時も過ぎましたので本日は終了しました。
焙煎機の見学はいつでも出来ます。
コーヒー教室に参加しなくても、コーヒーやハイテク焙煎機に興味のあるお客様はどうぞカウンターにおかけになって、マスターに声を掛けてくださいね。

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2月は18日に夜7時から、第26回、通常のコーヒー教室が開かれました。
寒い季節にもかかわらず、7名の申し込みがあり、うちお一人は2回目のチャレンジです。

始まり始まり~4名はお友達とあって、開始から緊張もなく、講師の話をくつろいで聞いておられたようです。

銘柄より焙煎の深さで選ぶ
「どのコーヒーを注文しようかなという時、」
と講師。
「コーヒーの銘柄よりも、先ず焙煎の程度で選んだ方が、味の酸味や苦味の程度が想像できるので、自分の好みがわかっていれば・・・・」
焙煎の話に続きます。
天坂氏の焙煎の本
昔、自分で生豆を買い、手網で煎ったすぐの珈琲豆をドリップして飲んだ時、
今まで買っていた焙煎豆よりもはるかに美味しいことに気づき、愕然とした経験を語ります。

講師の師匠であるワイルド珈琲の
天坂氏の著書を使ってひとしきり。

だれでも自分で手間をかけて焙煎するわけにはいかないもの。
それなら、良い焙煎豆、つまり、豆の品質が良く、焙煎技術が高く、もとより焙煎後の時間経過が短い新しい珈琲豆
を手に入れることが大切です。
三つ穴ドリッパーで

さて、いつもどおり、三つ穴ドリッパーと一つ穴(円錐形)ドリッパーでの淹れ比べです。

大ポットに8人分をヤカンで淹れてもらいます。
これは結構力が煎るのですよ。
皆さん見学に集まってきて・・・







さあそろそろ円錐形で始めよう
さあ、そろそろ講師も一つ穴ドリッパーで始めようっと。



円錐形ドリッパーは遅れて開始
途中から
ポットにたまっていく珈琲の抽出量は
追いついてしまいました。アレ?追い越したみたい
遅く始めたのに
講師のドリップのほうが、
先に終わったみたいです。

この訳は?
過去の教室ブログを
ご覧くださいネ。(*^_^*)

ドリッパーが違う結果の味の違いを知る

2種類のドリッパーを使って出来上がった珈琲の味の違いに気づいてもらいます。
同じ粉の量、同じお湯の温度。器具だけ違う条件で、結果は?

皆さん(いえ、2回目挑戦の方を除いて)首をかしげながらテイスティングされ、味の感想をおっしゃいます。
この先は、やはり過去ログを読んで答えを見つけてネ。


いよいよ実技練習です。

2杯点て実技のお手本

講師の説明を聞き、手もとを見つめながら、手順と勘所を頭に入れようと皆さん真剣です。

次はお一人ずつ淹れていただき、席に「作品」を持ちかえって、味わい、お友達にも批評してもらったりしてます。


































皆さん練習が終わってほっとしたご様子。

1回手本を見ただけで、そんなに上手にできるわけがありません。
これからは、お家でどれだけ熱心に回数練習するかです。
基本をしっかり覚えた上で、慣れていけば、珈琲豆はエムズの極上焙煎豆さえ使っていただければ、必ず上達します。
毎回講師が申しますように、ドリップに正解があるわけではなく、自分の好みの味というのをわかって、それに近づける淹れ方をマスターして欲しいのです。
銘柄の「モカが好き」「コロンビアが好き」というのでなく、その前に、どんな深さの焙煎でどんな味わいの珈琲が好きか、自分の好みの発見からスタートです。
さっぱりした味わい、こってりした味わい、軽~い、重~いなど、言葉では表現しきれない自分の好きな味の感覚を知って練習されるうちには、何度淹れても同じ味に出来上がるようになればオーケーです。
また、その日の気分で、「今日は軽めに淹れて飲みたいなぁ。」とか体調で飲みたい味が違うこともあるでしょうから、上達したら淹れ分けて飲めますよ。

円錐形ドリッパーの良さは、お湯を落とす速度を自在に出来る点です。
しっかり蒸らしたあと3回で落とすか4回で落とすか、一気に注ぎ続けるか、
自分の好みに近い味を研究してください。

そのために、基本はしっかりおさえて忠実でないと、目的に近づけませんし、雑味が出てまずくなったりします。
蒸らしが決め手

最初の蒸らしが最も重要な味の決め手となります。

お湯を注ぎすぎず、粉をしっかり湿らせて蒸らすのです。
ポットの底に、この写真くらいのポタッっと一滴落ちたところで手を止めて待つのです。

せっかくの良い豆を、ドリップの失敗で台無しにしないように頑張ってください。


さあここでクイズで~す!

おうちで練習を続けているのに、どうも満足できないので2回目参加されたのはどの方だったでしょう?
お暇な方、どうぞ過去ログから見つけてみては?

では、初めての皆さんも2回目の方もグァンバッテね~~~。

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第25回目となる新年最初のコーヒー教室は1月21日に開かれました。
今回は特別編でしたので、講座内容はいつもとは異なりました。
一般の方には参考になりませんので、あまり詳しい内容は省き、おおまかなプログラムを写真でご紹介しましょう。

というのも、参加された4名の皆さんは、現在とあるカフェで珈琲を点てておられる方々なのです。
そのうちのお二人は、すでにエムズのコーヒー教室を受講された上でその後日に当店にて特別練習されて開業された方です。あとお二人はそのカフェでドリップを実践されていますが、コーヒー教室に初参加し基本をきっちり身に着けようと受講される方です。
このカフェについては、また後日にあらためてご紹介させていただこうと思っています。

焙煎の話


初めは通常の講座と同じ内容から
始まりました。
一通りのコーヒー豆や焙煎についての話です。

テーブルにノートを広げて、メモをとっておられます。




特別製ブレンド使う珈琲豆は、今日はMs'ブレンドではなく、そのカフェさん専用のブレンドを教室開始前にご用意しました。
やはり、焙煎が新しく、かつ挽きたての粉は30分後にはもうこんなにガスが出て、袋がパンパンに膨れ上がっています。





2杯点て実技早速実技開始。
厨房内に入って、いつものマスターの定位置で実技していただきます。


時間節約の為、お湯の準備は講師が行います。
基本実技を確認


2杯点ての手順の
基本を再確認して
いただきます。






二人同時にドリップお客様に手元を見つめられて?
二人同時にドリップ開始。
先輩お二人が、さながらお客様のように、
手元を見つめておられ、ドキドキかな~?



講師が厳しくチェック?
ご家庭でのドリップではなく
営業用のドリップの技術の確認
ですから、講師もより真剣に
厳しい眼差しで。




みんなで出来上がりを飲み比べて・・・・・・・
二人の出来上がりのブレンドは
同じ味になった?ならない?

反省点を考えます。
同じお店で、一種類だけのホット珈琲が、淹れる人が違うたびに味が違っていては大変ですものね。皆さん真剣そのものです。
講師の手本実技


講師の手本実技。
皆さん緊張して見つめ、
空気がピーンと張り詰めてました。

大ポットで手本

更に大ポットで

8杯分を点てる手本実技。


粉のふくらみは新しい焙煎豆の挽きたてでこそ





蒸らしが大切






当店エムズはご存知のようにカップ2杯分を1ポットに点ててお客様に提供していますが、普通のカフェでは「ホット」というとカップに注がれた1杯の珈琲が出てきますよね。
ですから、今度はお客様お一人用に1杯点てをちゃんと出来なければなりません。
実は、この1杯点ては2杯点てよりもずっとずっと難しいのです。
この練習にはエムズの『ほろ苦ブレンド』を使用します。
(なぜなら簡単に言うと、このブレンドは淹れ方の上手下手がはっきり味に現れるからなんです。)
講師が2杯点てで淹れたほろ苦ブレンドの味を基準にして、1杯点てをお二人に実技練習していただき、皆で味わい比べました。

☆さらに上級の技

今度は二人分の珈琲を一度に作ります。
二つのポットを並べて同時に点てる手本実技です。

当店では普段は一度に3人分のコーヒー(それも違う銘柄の豆)を3ポット並べて其々2杯点てで淹れています。が、今回はこれを変化させ、3杯点てを2ポット淹れ分けるための講習です。
これには最初の専用ブレンドを使い、皆さんの飲み慣れた味の感覚と比べてもらいましょう。

カフェ・エムズでは、お客様によって、その方の味の好みが予め解かっている場合、基本の淹れ方でなくその方の好みの味になるようなドリップをしているのです。主なポイントはお湯を注ぐ回数を変えるのです。
2ポットを同時に淹れる二つが同じ味になるように
右と左の同じ'ブレンドをわずかの時間差でお湯を注いで点てていきます。
片方を6回でもう片方は3回で点ててみます。

一人分1ポット点てを完璧にマスターできていなければ、この高度な技には挑戦できません。

3杯分って何グラムの粉?
基本的に1杯分は10グラムですが、一度に沢山淹れるほど倍・倍ではないことは既に今までの教室でお解かりですよね。味の好みが十人十色なんですから、本当の正解なんてもともと無いのですが、お店の基準値を割り出せるようにと講師は今日のために面白いグラフを作成して差し上げましたよ。

☆次はアイスコーヒーについて

既に教室開始前に点てて、冷蔵庫で冷やしておいたドリップコーヒーを飲んでみて頂きました。
「酸味が強く、苦味とコクは無いでしょ?」と講師。アイスコーヒーとしてはまず~いです。
つまり何でも冷やせばアイスコーヒーということにはならないんです。
「アイスコーヒー用にブレンドした豆をドリップしたてのホットではとても飲めないんですよ。」
それを冷やして美味しい味になるように特別なブレンドが必要です。

ですから、普通の『ホット珈琲』も淹れたての熱い時の味と冷めた時では味は変わっているのです。
エムズでお召し上がりのホット珈琲も2杯めが冷めないようにとキャンドル・ウォーマーでお出ししますが、その上に長く置いておくうちに味は変化しますし、ましてやキャンドルを早めに消して冷め、カップも冷えてしまってから残りを注いで飲まれたりすると、最初の味とは全然違うコーヒーになっているのです。

あっという間に8時半になってしまい、もっと習いたいことは皆さんいろいろあったようですが、実技はここまでにしてケーキタイム。質疑応答が活発でお帰りの時間も遅くなりました。

「さあもっと練習して、もっともっと美味しいコーヒーを出せるようにグァンバルゾ!!」とばかり、疲れた様子もなく元気に帰っていかれました。意欲的な若い女性達に講師も元気をもらったようですよ。






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 2010年、平成22年も押し詰まりましたね。
第24回目となる12月のコーヒー教室には4名の女性たちが参加してくださいました。
いままで毎月1回開催しながら、一度も申し込みゼロの月が無かったのが本当に不思議です。

 講座内容はいつもと同じなのですが、参加される方にとっては初めてのことですから、皆さん興味津々です。
参加人数にかかわらず最初は緊張気味の雰囲気の回が多いのですが、今日は、講師の説明を聞きながらも疑問が湧くとその都度すかさず質問されますから、教室の最初から活気があって賑やかでした。

標本で説明焙煎の標本を使っての説明
焙煎標本天坂氏の著書
講師の師匠であるワイルド珈琲の天坂氏の著書によると、珈琲の味を決める要素の割合は、
生豆の品質が30%
焙煎が60%
抽出が10%
だそうです。

炭酸ガスが出て膨れたポリ袋マスターは昔から美味しい珈琲を追及してきて、自分で焙煎する珈琲がどれほど美味しいかを体験するに至りましたが、誰でも「おうちで焙煎」するわけにはいきません。
一般の珈琲好きの人は、スペシャルティ豆を上手に焙煎したごく新しい珈琲豆を手に入れるのが早道でしょう。
このブログを愛読してくださっている方はご存知のように、真空パックした市販の豆は焙煎が古いのです。
焙煎したての豆を挽いてポリ袋に詰めると炭酸ガスが出てきて30分で袋がパンパンに膨れますから、真空パックなんか出来ません。

そして抽出、つまりドリップは「10パーセントの決定要素でしかないなら頑張ってもあまり意味無いわ」ではなく、せっかく良い豆を手に入れたなら、それを台無しにしてしまわないように上手なドリップが出来るようになれば最高ではないですか?ということで、コーヒー教室の意義もあるのです。

さてコーヒーの味の想像できるイメージは?と伺うと、「苦味」「酸味」「甘味」「フルーティ」という種類の言葉が返ってきました。そう、珈琲にはいろんな味が複合されてますよね。

普段お客様がメニュー表からお飲みになるコーヒーを選ぶ時「どれがおススメ?」「どれが一番人気?」という質問が多く出ます。
「どんなお味がお好みでしょうか?お好みによってお薦めするコーヒーも違ってくるんですよ。」と申し上げてもご自分の好みをはっきり説明される方は少ないです。軽めが好きか重いのが好きか苦めが好きか酸味が好きかなど具体的にお訊きしても、その方の持つイメージと言葉は一致しにくいものです。
「酸っぱいのはキライ」とか「薄いのがいい」とかのお返事もその方の好みを正しく表現できてはいないようです。
もちろん、カタカナで「パナマ・ビートル・サンタクララ」と書かれている銘柄を読んで味が想像できる人はいなくて当たり前。また、グアテマラはこんな味、モカは酸っぱい・・・・とかイメージを持っている方もありますが、喫茶店によって同じ銘柄でも豆の等級や焙煎加減で味は全く違うものです。
マスターは「銘柄よりも焙煎加減で決められる方がお好みに近い珈琲が選べますよ。」とアドヴァイスしています。例えば、深煎りのフレンチ・ローストと浅煎りのシティ・ローストでは当店の同じ銘柄の豆でも苦味と酸味の出方が異なるのです。どの豆でも浅煎りははっきり酸味が出るし、深煎りは酸味が奥に引っ込んで苦味が出ますが同時に深いコクも出てきます。そして後口に甘味が感じられたら、とてもキレが良い珈琲といえるのです。
エムズではどの珈琲を注文されても、粉の量

ですから、このコーヒー教室では単にドリップの練習をしていただくのではなく、今まで深く考えなかったご自分の好みの味はどんなものなんだろう?ということに気づいていただく狙いもあるのです。
Ms’ブレンドは苦味と酸味の両方が共存した状態のブレンドですから、淹れ方の違いで味が変わりやすいのです。
毎回三つ穴ドリッパーと一つ穴ドリッパーで淹れ比べて、器具の違いによる結果の味の違いを体験していただいています。これも自分好みの味に近づける淹れ方を発見する為の第一歩として必須なんです。
三つ穴で三つ穴ドリッパー
8杯立てのガラスポットに珈琲専用ヤカンで淹れていただきます。重いので結構お湯を注ぐには力がいるのですよ。


2種類のドリッパー講師は一つ穴ドリッパーで遅れて淹れ始めましたが、注ぎ終わりは殆ど同時でした。
この訳は一つ穴(円錐形)ドリッパーの特徴ゆえです。
この二つの種類のMs'ブレンドコーヒーを皆さんに注ぎ分けて飲み比べていただきます。皆さん違いが判ります。


次に、講師だけもう一回、円錐形ドリッパーを使って別の淹れ方で8杯点てをご覧にいれます。
最初の蒸らし
最初の蒸らしはどのドリッパーでもどの大きさのガラスポットや淹れ方でも同じです。

ろ紙の中の粉がまんべんなく濡れるように中心からまわして湯を掛けますが湿らせるだけなのでガラスポットにポタッと茶色の液体が落ちたらすぐ止めて、ヤカンまたは細口ポットを置いて、十分な時間をとるのです。この蒸らし具合が出来上がりの味を一気に注ぎ続ける淹れ方を披露大きく左右することになります。



今度は再びヤカンを持ち上げると一気に注ぎ続けました。と言っても、新しい焙煎の挽き溢れそうに泡立つたての粉はろ紙の中で山のように高く盛り上がりますから、溢れさせない程度の速さで、しかし手を休めることなく注ぎ続けます。この出来上がりを再び飲み比べていただきました。
さっきの円錐形ドリッパーでは3回に分けて湯を注いだ淹れ方で、これは三つ穴ドリッパーで淹れたのよりも「あっさりしている」「飲み易い」という声が多く聞かれました。今度のは「あっさりしてはいるが、さっきのより少し苦味がある」という感想もありました。
そうなんです。これは三つ穴のこってりした苦さではなく、お湯があまりに速く落ちる為に、ヤカンの湯もガラスポットに貯まっていく抽出液(珈琲)も温度が高いからなんです。

 いよいよ小さい円錐形ドリッパーと細口ポットで2杯点ての手本を見ていただき、実習になります。
手順の詳細は省きます。
ポットそれぞれ一口に『ポット』と言っても大きさや形も違えば用途も違います。
写真右の二つは水差しです。
左が当店で2杯点てに使っているコーヒー専用の細口ポットです。

口の細さが見ただけでお分かりでしょうが、この口に更にシリコンを詰めて湯の出方を少なめにしているのです。
エムズで飲んでいただくマスターの2杯点ての珈琲がいつも一定の味になるためには、粉の量・湯の温度・湯の量と注ぎ方を一定にするのは当然のことながら、熟練の技に加えて、道具(円錐形ドリッパーと細口ポット)も重要な役割を果たしているのです。


蒸らしが大事なのよね~美味しいのができるかな?最初の蒸らしが大切と、とても慎重に注がれています。
さっきのヤカンより軽いわぁ














ろ紙の湿り具合は真横からよく見えます。
ろ紙が湿ってきたのは横から見える
次に気をつけるポイントは?
目盛をよく見て



2投目からはガラスポットを見ながら2本の目盛り線で留めるためには早めに注ぐのを止めなければなりません。ろ紙の中の粉の盛り上がりと下のポットを両方見比べるのも初めてなんですから大変です。ろ紙の土手を崩すと雑味が出ますから、最初の蒸らしではろ紙に湯がかかってもいいですが、2投目3投目はろ紙に湯を掛けて粉の土手を崩してはいけません。一つ穴ドリッパーはお湯が必ず中心に向かって落ちていくので、いちばん外側までグルグルと円を描いて湯を掛けようと考えなくてもいいんです。

 もう一つのポイント。
最後の3投目が終わって、まだ抽出液が下に落ち続けていてガラスポットの『2』の目盛り線を越えそうになるようなら、「迷わずドリッパーを持ち上げてお湯の残った粉をろ紙ごとバケツに捨ててください。」と、講師。
既に適切なドリップは終わったので、これ以上に落ちる液は出がらしの湯でしかないので折角のコーヒーが薄まるばかりです。

このようにして標準の淹れ方を練習していただきましたが、これが正しいドリップの仕方ではないんですよ。
最初に戻りますが、これは、自分の好みの味に近づけるための淹れ方を見つける入り口という意味で基本形なんです。
お湯の温度だって90℃なければいけないわけでもないんです。(ただし紅茶と違い沸騰したての湯はダメです。)
店ではどのお客様にも同じMs’の味を提供して、「日によってえらい味が違うなぁ」とか「ぬるすぎる珈琲やん?」と感じない為に温度計で均一にするのですが、カウンターに腰掛けられる常連のお客さまだと、その方の好みの味が解かって来ますから淹れ方も変えて提供できるのです。ちなみにマスターの自分用には90℃より低い温度で淹れます。
ケーキに舌鼓もう一つの淹れ方を披露

お待ちかねケーキタイム!ますます話が弾みますねぇ。
講師はここで、もう一つの淹れ方を披露しました。
4回で落とすのです。
同じMs'ブレンドの味わいを4種類違えて楽しんでいただき、コーヒーのドリップの奥深さの一端を垣間見られたようです。
ハイテク焙煎機の見学
最後はハイテク焙煎機の見学。
何故?どこがハイテク?

説明を聞かれて納得されたようです。
しきりに感嘆の声。

席に戻られてからも雑談に花が咲いていました。
少人数の教室も和やかでいいですね。


まだコーヒー教室を体験されてない方は、ぜひ来年2011年に申し込んでチャレンジしてみてくださいませ。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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第23回のコーヒー教室は、11月19日の夜に男女4名ずつの8名の参加で開かれました。
8名参加で賑わう
『標本で焙煎の説明』

皆さんまだ緊張気味ながら、
講師の話を興味深そうに聞いておられます。

『ドリップに使う器具の説明』
ドリッパーと ろ紙の形




三つ穴ドリ三つ穴ドリッパーでッパーと一つ穴ドリッパーで、同じ条件で淹れてみます。三つ穴と一つ穴のドリッパーで






どちらのドリッパーもMs'ブレンドを同じ量、お湯の温度も同じにして始めます。
一つ穴(円錐形)ドリッパーの方は、講師が遅く淹れ始めたのに途中で追いついてしまいました。
何故でしょう?
以前のブログをお読みの方はお解かりですね。(*^_^*)

8杯点ては大ガラスポットとカリタのコーヒー専用のヤカンで。

出来上がりを飲み比べていただきました。
さあ、味にどんな違いがあったでしょうか?
此処では説明は省略しますが、参加者は講師の解き明かしに納得。3種類目の淹れ方を見学
講師の手元に注目
今度は、講師のみが8杯点てを円錐形ドリッパーで、また別の淹れ方でご覧に入れました。
皆さん講師の淹れる手元をじっと注意深く見つめておられます。
ついでながら、新しい焙煎のコーヒー豆の粉の泡立ちのすごさにも感嘆の声!!
これも皆さんに味わっていただきましたが、・・・・・・。敏感な反応でした。

このように、粉の量とお湯の温度は同じにしての3種類の淹れ方で、Ms'ブレンドが出来上がりが違うのです!
どれが正解というのではありません。
3種類のうち自分の本当のお好みの味はどれなのか?というのを確認して欲しくて3種類を淹れ比べているのです。
これからお家で点てる時に、自分の好みの味に近づける為の淹れ方を練習していただけばよいのです。

『いよいよ2杯点ての実習。』
講師の標準の淹れ方の手本と説明の後は、お一人ずつ全員が実技練習です。
実技練習です実技
2杯点ては口を絞った細口ポットでお湯を注ぎます。ヤカンでは湯が一度にたくさん出すぎてダメ。
さっきの8杯点ては逆に速くたくさん落とすのでヤカンでしたが、この細口ポットを使ってはダメです。
何故だかもうお解かりですね?
おうちで点てる時にもお湯を注ぐ器具はどんなのがふさわしいのか考えて、何となく有る物で間に合わせないよう気をつけて下さいね。

最初の注ぎは粉を濡らすためなのでホンの少しだけ注ぎます。そして十分な時間をとって蒸らすのが大切なんですよ。

応援もしっかり連れの方の実技をを見守る一緒に参加した友人を応援しながら、次は自分の番と少し緊張されてるかも?

実技練習は試験ではないですが、終わった後のケーキタイムはホッとしてリラックス。
最初に選んでおいたお好きなケーキに舌鼓。おしゃべりも質問も俄然活発になります。
リラックスしてケーキタイム自分の淹れたコーヒーでケーキを男性もケーキがお好き?






ケーキを召し上がりながら熱心な質問が続きました。
その後はハイテク焙煎機を見学されて、「ハイテク」の意味を納得。

コーヒー教室はいつも第3土曜日の一日前です。ブレンド増量セールの前倒しで、教室参加の方にはセール適用とあって、多くの方がコーヒー豆を買い求められます。
今日も皆さんやる気満々で、円錐形ドリッパーと円錐形ろ紙もお持ち帰りになりました。
がんばって「わたし好みの珈琲」を追求してくださいね。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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 第22回目となるコーヒー教室が10月15日に開かれました。
今回は賑やかに男女8名の参加です。
9月末まで猛暑だった夏がやっと終わり、そろそろアイスコーヒーよりも温かい珈琲をお家でドリップし、じっくりと秋の夜長に味わいたくなる季節ですよね。

では写真をご覧ください。
8名参加で開催 

コーヒーの生豆の説明。
品種で大きさや形が違います。 珈琲の生豆










ドリッパーにも2種類あり、後で淹れ比べて違いを理解してもらいます。
2種類のドリッパー標本で焙煎過程の説明 








標本の説明
焙煎の過程が左3列で、それぞれ名称がついてます。
右2列は生豆の種類。米で言う新米が「ニュークロップ」古米が「オールド・クロップ」、ひとつの実に一粒の種しか出来なかったのが「ピーベリー」などなど・・・・。
標本はカウンターの端に置いてありますから、教室の日でなくてもご来店時にご覧になれます。
2種のドリッパーで淹れ比べ


いよいよ淹れ比べ。腕比べではありませんよ。

円錐形ドリッパーは、お湯の落ちる速度が速く、後から淹れ始めたにも拘わらず、三つ穴ドリッパーに追いついてしまいました。
湯の落ちる速さの違い












今度はお一人ずつ実技練習です。実技練習
    どきどき見守ってあげて
第1投目のあと蒸らす時間を待って。カメラでパチリ













ドキドキしながら、ドリッパーの粉の泡立ち盛り上がりを見ながら、同時にポットの目盛りも見て、湯を注がなければなりません。真剣そのもの蒸らしを待って


他の方の注ぎを見守り声かけもしたりして応援。
友人の実技を携帯で撮影。














自分の淹れたコーヒーを味わう

皆さんの実習が終わり、ホッとしながら
自分の淹れたコーヒーを向かいの人と交換し合って味わったり、ケーキを楽しむひととき。

感想や質問が活発に語られます。


 


知らない同志が集まっても、女性たちはすぐ打ち解けて会話が弾んでいます。
男性陣も活発に質問を出されます。ケーキでくつろぐ質疑応答もにぎやかに










こうしてカフェ・エムズがコーヒー好きの方々の更に美味しいコーヒーの追求の
応援が出来ることを嬉しく思っています。
教室は1回完結ですが、今までに受講された方々が後日何度も来店され、カウンターでマスターのドリップを見学して復習されたり、ご自分のドリップの疑問点を質問されたりします。
参加者も一期一会とはいえ、目に見えない輪が広がっていくようで、コーヒー教室は楽しみに続けていきます。
清音まで足の届く地域にお住まいの方は、どうぞご参加くださいね。


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 今月は第21回目、男性お二人の参加です。
参加人数が少ないと時間にかなりの余裕があります。実技練習もお一人2回ずつできましたし、講師も焙煎などに関した話も他の回より少し詳しくご説明できていました。

講座の流れはいつも通りですので、写真のみご紹介しましょう。

お二人参加挽いた粉からガスが

教室開始30分前に挽いた粉。
もうこんなに袋が膨れています。
焙煎が新しいと、豆に含まれる炭酸ガスがものすごく
出るのです。これがドリップした時の泡立ちのすごさになるんです



講師が焙煎標本を説明焙煎の標本を持って、焙煎加減の名称を説明。








3穴ドリッパー開始
三つ穴ドリッパーと円錐(一つ穴)ドリッパーの違いを知る。
三つ穴のドリップjを開始しました。一つ穴は、まだ始めていません。


三つ穴は進行中



三つ穴でのドリップは進行しています。
が、講師はまだ円錐形ドリップを始めず、
もうお一人に三つ穴ドリッパーの説明をしています。





三つ穴はドリップ終了三つ穴ドリップは注ぎ終わったようです。
最後のお湯がポットに落ちるのを確認されてます。
円錐ドリッパーはわざと遅れて注ぎ始めましたが、とても速くお湯がポットに落ちるので、すぐに追いつきそう。



円錐dリッパーを使って1回で落とす方法




今度は講師が独りで実演。
円錐形ドリッパーを使って、一回でお湯を落としてしまう方法を披露。





3種類の味はどう違うでしょう?
三つ穴ドリッパーで淹れたもの、円錐形ドリッパーで通常のやり方(3回落とし)、円錐形で1回で落とすやり方で淹れたコーヒーと、3種類のコーヒーを飲み比べていただきます。
これで、2種のドリッパーの特徴と、円錐形は淹れ方の違いで味を思いのままにできることを納得。



実技練習実技練習をそれぞれにしていただきました。

お一人2回ずつできました。
実技練習2回目














ケーキタイム








ケーキタイムには熱心に質問が出されました。
男性はやはり味覚より知覚派?


ハイテク焙煎機を見学されて、教室は終了。
7月に続いて、同じく男性二人の教室というのは珍しいことでした。 《ブログ記事にコメントを下さる方は下の(comment)をクリックしてください。》

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殆ど全国的に梅雨があけましたが、暑さも盛り、外出は控えたい今日この頃ですね。

一度も申込ゼロの月の無いコーヒー教室も、いよいよ20回を記録しました!!
7月16日はお二人の男性が来てくださいました。

お一人は今までも工夫しながらドリップされてる方、お一人は珈琲メーカーを使われる珈琲好きの方です。
講座内容は省略して、写真をご紹介しましょう。
教室開始  コーヒー豆の説明珈琲豆の説明

生豆の種類から焙煎の話まで興味深く聞かれる。








二種類のドリッパーで淹れれ比べ



一般的な三つ穴ドリッパーと当店使用の一つ穴ドリッパーで淹れ比べる。味の違いを飲んで知る




二種類のドリッパーで淹れたコーヒーの
味の違いは?





2杯点ての実技土手を崩さずに注意

最初の蒸らしが大切
実技手本











2投目は真ん中から。
ろ紙の中で盛り上がっていく粉を、3投目土手を崩さずに湯を注ぐ。ガラスポットの目盛にも目配りを。できあがり2杯点てを練習


お互いに、もうお一人の手元を熱心に見つめて。
















味の違うMs’ブレンドがこんなに!!

淹れ方によって、また道具によって味の違いが出来ることを、飲み比べて納得されました。そして自分の好みの味はどれに近いか?と考えて、その味が出る淹れ方を覚えます。


ハイテク焙煎機を見学教室の初めにちょっと詳しく聞いていた焙煎の話。

実際のハイテク焙煎機を前にして、更に説明を聞かれて納得。

少人数でゆっくりした時間をもてたので、ふだんより講師も焙煎の話などを長く詳しく話していました。
参加者も男性同志、疑問を的確に尋ねられ、納得したり、更に深い質問をされたりして「さあ。しっかり家で練習を・・・」というようなお顔で帰っていかれました。
お一人は、その数日後に来店され、カウンターにて「どうも難しくてね。」ともう一度復習点を尋ねられたりしましたよ。



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第19回目のコーヒー教室は18日に4名参加で開催されました。
雨降りで、この季節の午後7時前にしては真っ暗な夕方にキャンセルも無く次々とご到着。
女性ばかりの少人数の集いは、初めから打ち解けた雰囲気でした。
活発な発言や質問で終始賑やかな教室となりました。
夜のテラス雨の駐車場教室直前のエムズ入り口








講座内容はもう参加されてない読者さんも過去ログでご存知でしょうから省略しますね。

珈琲豆の焙煎の話のあと早速大ポットで三つ穴ドリッパーと一つ穴ドリッパーでの淹れ比べ。
腕比べではありませんよ、ご存知お湯の落ちるスピードの違いで変わる味を実感していただきます。
コーヒー教室オープニング
三つ穴ドリッパーと一つ穴とでの実験













2杯点ての実技手本





2杯点ての手本実技をまじまじと見
つめられる。




 いよいよ個人実技練習。焙煎の新しい、しかも挽き立ての粉のふくらみ方に驚きながら、土手を崩さないようにお湯を注ぎます。しかも同時にポットの目盛り線もしっかり見て注ぐ手を止める作業は、初めてですぐできるというわけにはいかないのが当たり前。

実習です母娘で実技を見守る















実習



お母さんがんばって


みなさん緊張気味です。
 







 

ケーキタイム





練習に点てた珈琲をお互いに分けて味わい比べをしながら、お好きなケーキに舌鼓のヒトトキ。


 

手網焙煎器
次に、焙煎室の見学でも興味深そうに話を聞いておられました。
手網の原始的ながら簡単な焙煎器は講師が開業数年前に焙煎を始めた時に使ったものです。

珈琲の味の決め手は、焙煎師匠の出された本によると、生豆の質の良さが30%、焙煎の出来上がり具合が60%、ドリップ(抽出)の技術が10%の割合だそうです。
つまり、なによりも優れたスペシャルティ珈琲豆を手に入れることが大事なんですね。
(当店の豆は自信をもってお勧めできます。師匠の天坂氏のワイルド珈琲さんから取り寄せていますもの。)
でも、今までお客様が何処かで手に入れた珈琲豆もしくは粉をお家で淹れておられても、それをもっと上手にドリップすることが出来るわけです。ですから、10%の可能性の中で練習次第でより美味しい珈琲が飲めるとしたらドリップの基本を身につけて精進なさるのは素晴らしいことではありませんか!
そしてもしエムズで買い求められた豆なら、なおさら、ご自分好みの味に近づけて美味しく味わって頂きたいものです。

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