7月19日に夜の教室が参加2名で開かれました。
お一人は2回目の受講です。1回完結なのですが、復習を希望された熱心な方です。
お二人なので大ポットを使わずに、
2杯点てのポットで、いつも通りの進行をします。
詳しくは過去のブログを参照してください。
では進行の順に写真をご紹介します。
講師が独りで、
二つの種類のドリッパーで抽出します。
さて、ポットが三つ目になってますよ。
これはどういう淹れ方でしょうか?
三つ穴(台形)と円錐形(一つ穴)で淹れた珈琲の味わい比べをしていただいた後です。
円錐形の特長を理解した上で、今度は、一気にお湯を落とすとどうなるかを円錐形ドリッパーで実験です。
次は、基本の淹れ方を指南。講師の手本実技を見てもらいます。
その後いよいよ、ガラス小ポット・円錐形Sドリッパーで2杯点ての実技練習をしていただきます。
細口のステンレスポットは、見てのとおり、根本部分も細いでしょ?
これが、「少量の美味しいコーヒー」を抽出するための欠かせない条件です。一回で落ちるお湯の量をちゃんと加減するには、普通のヤカンではだめなんです。
円錐形ドリッパーが一つ穴で、お湯が速く落とせるからといって、ヤカンから「ダダッー」と注げばいいわけではありませんよ。
「蒸らし」の時もプラスティック・ドリッパーでは、外側からろ紙が湿ってくるのがよく見えます。ガラスポットの底にポタッと一滴落ちるくらいで止めます。
一投目から三投目までも、一つずつ大切です。5百円玉くらいの大きさで粉の中心部分に回しながら湯を注ぐのです。けして、ろ紙の土手を崩してはいけません。
目盛も見ながら、ろ紙の真ん中も見ながら、神経を鋭敏に注いでくださいね。
自分の淹れた珈琲をお互いに飲み比べしていただきました。
今回は「夏」の特別サービスで、アイスコーヒーの淹れ方を伝授しましたよ。
ホットコーヒーとは豆が違うだけでなく、淹れ方が違うのです。
(興味ある方は、店に来られてカウンターでマスターに尋ねて下さいね。)
また、お家でドリップされる方は、コーヒー豆の量を決めず大雑把にろ紙に入れてませんか?
1杯分だけ点てるのが最も難しい技術を要するんです。せめて2杯が無難。5~8人分とか大人数分を大ポットで淹れる方が易しく、これはヤカンでも構わないんです。
それと、粉は一杯分は10gが目安ですが、人数分を掛け算してはいけません。2杯分で18g・・・増えるごとに足す量を減らさねばなりません。コーヒー教室では、そのへんもちゃんとご教授します。
日本茶でも、急須に茶葉を沢山入れすぎると、とても苦いお茶の味になるでしょう?
お好きなケーキを召し上がったあと、最後に焙煎機を見学です。
ハイテク焙煎機には、コンピューターが繋がっていて、これが失敗のない焙煎、「美味しいエムズの珈琲」の心臓です。
初めて参加された方も納得され、2回目の方は更に上達して帰られました。
カフェ・エムズの焙煎豆は種類が豊富なだけでなく、いずれもスペシャルティ珈琲です。
せっかく上質な珈琲豆ですから、ぜひ未だの方も9月以降の教室に申し込まれて、より美味しいコーヒーに触れていただきたいものです。
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