2月初めに伝説のコーヒーのモカ・マタリ・ヤフィーを取り寄せ、本ブログでもご紹介しました。
やはりミドルエイジの方々には懐かしさもあってか人気がありますねぇ、ご注文が結構あります。
昨年から「今だけのスペシャル珈琲」を提供してまいりましたが、なくなり次第、別の新しい珍しい豆を取り寄せて入れ替えていますよ。
オーストラリアやマンデリン・ピーベリーは終了しました。
コロンビア・ミルキーセレクトは人気が高かったので、前の通常豆コロンビア・スプレモ・ロス・カウチョスに替えて定番にしております。
今はインド・ナチュラル・ミスティー・ブルーという素敵な名前のコーヒーが人気です。
ナチュラルというのは、天日乾燥したという意味です。
昔は日本のお米も、稲刈り後に脱穀した籾(もみ)を農家の門先に干していた光景が見られました。晴れの日も夕方にはしまい翌朝干すというのを繰り返しますし、昼間ににわか雨でも来ようものなら、大急ぎで納屋に取り込まなければなりません。
見たことはありませんが、このインドの珈琲豆も同じような手間のかかる作業が繰り返されて後にしっかり乾燥した生豆が日本まで運ばれて来たことでしょうね。
さて、今度は『ブラジル・スウィートフレーバー・ブルボン』と『ブラジル・ブルボン・ピーベリー』を取り上げてみます。(ホームページのストレート珈琲のページもご覧下さい。)
ピーベリーというのは珈琲豆の形を指し、丸い豆という意味だそうです。
どの品種の珈琲の木にもごくわずか偶然にできるのです。普通は一つの赤い実の中に二粒入っているので、珈琲豆はどれも片側が扁平なのですが、一つの実に一粒しか出来ない豆(種)は丸いのです。ひとりっこで栄養をたくさん摂ったから特別に美味しいだろうと珍重されるのです。このピーベリーだけを選別して集めるのは大変苦労な作業だろうと想像するのですが、その希少価値からも高価なんですね。
写真はブラジル種のピーベリーです。小粒でまるっこいでしょ。
ピーベリー・ブレンドに多く配合しています。
『ブラジル・ブルボン・ピーベリー』単品は、深煎りのフレンチローストにしました。
だからといって苦すぎず、フルーテイーな香りと甘さが、適度な苦味と絶妙なバランスに仕上がっていて、深い味わいです。挽いた粉の香りは強くて食べたくなるような甘さが漂います。カップに注いでも甘さは味にも表れていて、とても飲みやすいフレンチローストですよ。
『ブラジル・スウィートフレーバー・ブルボン』はフルシティ・ローストの焙煎です。
スウィートチョコのような甘い香りがあり、まろやかな口当たりです。
ついでにご紹介するのは、ホントに食べられちゃう珈琲豆です。
『珈琲ビーンズ・チョコレート』
焙煎した珈琲豆の外側にぶ厚くチョコレートをコーティングしたお菓子です。
ケーキのショーケースの中に陳列していますが、お召し上がりもお持ち帰りも出来ますよ。
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