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5月20日のコーヒー教室は男性2人のグループと女性3人グループの5名参加でした。

講座内容はいつもどおりですが、どちらのグループも積極的な方ばかりで、質問も活発で、熱い教室になった気がしました。
詳しい内容は省いて、写真を紹介しましょう。
焙煎の話
「『美味しいコーヒー』とはどんなコーヒーだと思っていますか?」
といういつもの講師の質問から始まりましたが、どの方もご自分のはっきりしたイメージを持っておられます。
焙煎標本を使って、豆の銘柄や種類よりは焙煎の加減で味が決まる話には納得。
三つ穴と一つ穴ドリッパーで淹れる恒例の三つ穴ドリッパーと一つ穴(円錐形)ドリッパーでの淹れ比べ。
蒸らしから注ぎ終わりまで、手馴れた様子の男性。おうちでもずいぶんと経験があるのでしょうか三つ穴ドリッパーで淹れたコーヒーを配る
淹れ終わったコーヒーを皆さんに配って飲み比べてもらいます。
いつものコーヒー教室の前例からは、一つ穴のほうは「飲み易い」「美味しい」「あっさりしてる」という声が多くても、三つ穴のほうは「ニガ~イ!」とか「ずいぶん苦味が強い」「こってりしてる」とかの感想が多く聞かれました。
これは上手下手ではなく、ドリッパーの形状の違いがなせる結果だと言うことは、過去ログお読みの方はご存知ですよね?
今回もてっきりそういう反応かと思いきや・・・・・。
ところが、今回は三つ穴のを飲んで「こっちも美味しい」「飲み易い」と皆さん。
三つ穴ドリッパーでも淹れ慣れている方はお湯の注ぎ方がお上手なんですね。
それでも、三つ穴と一つ穴の出来上がりの味の違いは皆さんお判りでした。

一つ穴ドリッパーで1回落とし大ポットで1回で落とすやり方を講師が披露。
これは円錐形ドリッパーは湯の落とし方で味を自分の好みに合わせて変えられる事の証明のためです。
3種類の出来上がったコーヒーの味の違いを比べようと、何度もカウンターまで来られて納得いくまでカップにお替りされる方もいました。
小ポットで2杯点ての講師の手本実技の後はそれぞれに実習です。
実技練習


























見守りあい














ケーキタイムはホッとしたお顔
全員が実技練習を終わり、ケーキタイムになるとホッとしたご様子。
ケーキを楽しみながらも新しい質問も出ます。


「コーヒーの師匠によると『コーヒーの味を決める要素は生豆の品質の良し悪しが3割、焙煎が6割、抽出が1割』だそうです。」と講師。
そのたった1割の抽出(ドリップ)ならそんなに頑張ってもがっかり・・・・ではなく、せっかく良い品質の豆と焙煎で上出来の美味しさになるはずのコーヒーを抽出のまずさで台無しにしてしまわないために、ドリップの技術を磨くことが重要なんですね。
それにはドリッパーだけでなく、湯を注ぐ道具も大切です。
2杯点てには専用ポットが必要値が高い道具と言う意味ではなく、適切な道具が必要です。
最初に大(ガラス)ポットで8杯分点てたときは、湯を注ぐのはどんなポットでしたか?三つ穴ドリッパーも一つ穴ドリッパーもヤカンでしたね。

2杯立ての小さいガラスポットには?
この口の細いポットでした。
さっきのヤカンではダメなんです。
反対に大ポットにはこの細口ポットはダメです。
つまり、
粉に注がれる湯の量が違うということがポイントです。

似たようなポットも注ぎ口は全く違います細口ポットは水差しポットとも大きさが同じくらいですが、口の細さが全く違います。家で淹れる時も、2杯点てのポットを使うならヤカンはやめて細口ポットにしたほうが良いのです。(これはちょっと高価ですが)もう少しステンレスが薄い安価な物も市販されています。さらに根元にシリコンを詰めて湯の出具合を調節すると良いでしょう。

焙煎室を見学されて終了が9時になってしまいましたが、皆さんお疲れの様子も見えず帰途につかれました。
今度エムズにおみえになってカウンターにかけて後日談を聞かせてくださるのが楽しみです。

 29回も続けてきて、
それっきりの方、足繁く通ってくださる方、たまに来られてカウンターでマスターのドリップを見つめる方、教室で習った教材のMs’ブレンドしか飲まれず豆もその1種類のみ買われる方、100枚の円錐形ろ紙を短期間に使い切って買いに来られる方etc.・・・・・・・いろんな参加者がおられます。
中にはこちらがお顔を覚えてなくお客様から話しかけられなかったら受講されたことに気づかないということも多々あるかもしれません。そういう方も家で熱心に練習されているかも知れないことを思うと、『自分にとって美味しいコーヒーは?』を追求されている方は増え続けているように思われます。
それって幸せの追求というか『至福のひととき』を追求してること?そのお手伝いがちょっぴりでも出来たなら、私達も嬉しいです。
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