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 3月は第3金曜日がお彼岸にあたるので、第2金曜日に予定していましたが、今までで初めて、申し込みゼロということになり、休止いたしました。

そして、4月15日に28回目のコーヒー教室が開かれました。
講座内容はいつもと同じだったのですが、これがちょっと異例の形になりましたのでそこからお話しましょう。

 その教室予定日の1週間前の午後に、エムズに初めて来られた女性客お二人がカウンターに座られました。
ほかのお二人席も4人席も空いていましたから、「おや?」と思った私です。
というのは、カウンターにお座りになるお客様は大きく分けて3タイプ。
もうすっかり常連で、マスターと話がしたい方。以前コーヒー教室に参加されていて、復習のためカウンターでマスターのドリップの手元を見たり質問したい方。マスターの昔なじみや知人。
このどれにも当てはまらない方はカウンターでのみ柄物のカップを選べる事をご存知で、白無地でなくご自分の好きなカップでコーヒーを召し上がりたい方です。
 でも初めてのお客様はそんな事もご存知ないはずですから「おや?」と思ったわけです。
一通りのご説明をした後、ケーキセットでコーヒーは「モカ・マタリ・アラビアンナイト」と「マラウィ・ゲイシャ・ミスク」を注文されました。
マスターがお一人ずつにドリップしてお出しし、お飲みになって「こんな美味しいコーヒーは近頃出会えませんねぇ。」ととてもほめてくださいました。
それからコーヒーショップ談義やご自分の昔のアルバイト時代のことなど、初対面とは思えない気さくさで話されたりコーヒーや食材について質問されたりで賑やかな時間が過ぎていきました。
 それからコーヒー教室の話になって、お二人とも関心があるようでしたが、お勤めの関係でお一人の方は夜7時開始には間に合いそうにないとの事でした。既にコーヒー教室の前半で講義するようなお話をマスターは会話の中でしておりましたから、「30分くらい遅刻されても大丈夫ですよ。」と参加をお薦めしました。「もう一人誘ってみようかなぁ・・・。」と独り言のようにおっしゃっていたので、とりあえずお二人にお名前と連絡先を書いていただいて、「もし人数が増えたり、キャンセルの場合は前日までにご連絡くださいね。」と申しました。

 それから1週間たって開催前日までにも、他の申し込みはありませんでした。他の参加者がおられれば通常通り7時開始ですが、お友達同士のお二人だけなので7時半開始9時終了にしても構わないかなぁと相談し、前日の夜になってからお二人に電話しました。最初の方は留守電に参加の確認と7時半開始を伝えて切り、もうお一人には繋がりました。
そのお返事が「8人で行くことになったらしいですよ。」
「えっ?ご連絡いただいてませんが・・・????」

 さあ私たちはあわてましたよ。今は夜半、教室は明日。
2人と8人では講座の段取りが違ってくるのです。
1時間半の講義と実習という制限の中では、参加人数が少ないほど、その方に合わせた講義と懇切丁寧にドリップの実習をご指導できますが、多いとお一人ずつに対して手薄にならない工夫も必要なのです。

それに今までにも書きましたが、わた単にコーヒー教室に参加する人数が増えればいいとは思っていません。
カフェ・エムズに一度ならず来店されて、当店のコーヒーの美味しさを味わっていただいた方のうち、自分でもそんなコーヒーを淹れられるようになりたいと思われた方に受講して欲しいのです。
だから講習料無料で実費のみいただいて続けてきているのです。
今までも『OSERA(おせら)』に掲載された記事を見ただけで申し込み電話を下さる方には、必ず一度来店されてから参加を決めてくださいとお願いしてきました。
突然加わられた6名の方々の参加動機はわかりませんが、当店に一度もお越しになってないようでした。

それからもう一つ。ケーキの準備の問題です。
普段のマスターのこだわりはもちろん手作りコーヒーにあります。自家焙煎の新しい豆で、当店にしかないブレンドとかいろんなストレート豆を楽しんでいただくことで、コーヒーはとても美味しい飲み物だと知っていただき、コーヒー好き人口を増やしたいのです。
営業中にたくさんそろえてあるケーキは、あくまでそのコーヒータイムをより楽しくするスウィーツです。
しかしながら、どのケーキにしようかとショーケースの前でずいぶんと長く迷っておられるお客様が多いことから判るように、ケーキを選ぶ楽しみというのは特に女性にとっては重要な時間であり、あとで召し上がるコーヒーと両方で満足され、エムズでくつろいでいただくための食前酒か前菜みたいな役割があるような気がしています。
ですから、手前味噌になりますが、マスターは「うちはケーキ屋ではないが・・・」と言いながらも、季節の果物を良い栽培農家から取り寄せ、他店にないケーキを絶えず工夫を懲らして手作りし、寝る時間を削ってでも種類を多くショーケースに並べているのです。
 この心意気は教室にも適用されます。
金曜日のコーヒー教室は閉店後ですから、その日の営業中にどれだけケーキセットが注文されて種類が減っても、教室参加者が数だけは足りていても種類は少ないケーキから選ぶしかないという状況にならないように、参加人数に応じて前日の仕込みに励んでいます。
2名のはずだった参加者が8名に!!あわてた訳はここにもありました。


 さあ、当日になり、夜7時半に開始の運びとなりました。
全員そろったのは8時前になりましたが、ケーキは十分迷っていただける種類をご用意できました。
講座内容はいつもと同じなので省略し写真だけご披露します。

5名で開始全員揃いました
5名で始まり8名全員揃いました。講義は途切れなく続きますが、心なしか揃った後は部屋の中の明るさと集中度が違うようでした。




三つ穴ドリッパーで淹れていただく
お馴染み三つ穴と円錐形ドリッパーの淹れ比べ

円錐形ドリッパーは後から注ぎ始めたのに終わり遅く注ぎ始めた一つ穴(円錐形)が先に終了。

三つ穴が終わりました。











席に帰って飲み比べていただいた後、大ポットで別の淹れ方を披露。
一気にお湯を注ぐとどうなる?円錐形ドリッパーで3回に分けて淹れずに、蒸らしの後は一気にお湯を注ぎます。
どんなお味か予測してもらった後で点て、出来上がりを味わってもらいます。






さあ、2杯点ての実習です。まずは講師の手本実技から。
2杯点ての手本実技2杯点ての実技次に二人一緒に実技練習です。
ろ紙に注ぐ湯とポットの目盛と両方を見ながら、注ぐ加減を測るのは初めての方には相当難しいことですから、うまくできなくても当たり前です。結果、同じMs'ブレンドの粉の量、同じ温度の湯、同じドリッパーを使っても十人十色ならぬ八人八色のコーヒーが出来上がりました。
お互いに友達のと交換して飲み比べながら首をかしげたり笑ったり、賑やかです。
ろ紙の中の粉を平らに?
皆が見守って
真剣に



















いよいよ全員実習が終わり、お待ちかね?のケーキタイムです。
ご自分の淹れたコーヒーや最初の三種類の淹れ方をした大ポットのMs'を自由にお替りしながら、選んでおいたケーキに舌鼓。
お待ちかねケーキタイム最後に焙煎の話をちょっぴり
最後に「おうちで焙煎」のほんの本から少し焙煎触れて、9時も過ぎましたので本日は終了しました。
焙煎機の見学はいつでも出来ます。
コーヒー教室に参加しなくても、コーヒーやハイテク焙煎機に興味のあるお客様はどうぞカウンターにおかけになって、マスターに声を掛けてくださいね。

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