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~カフェ・エムズの最新のニュースをお届けします。~

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午後7時というと冬至間近であたりは真っ暗です。閉店後はちょっと寂しいたたずまいのエムズですが、今回は建物周辺に飾り付けたイルミネーションが浮き立って、とても華やかな夜となった駐車場に参加者の方々が到着されました。
第13回目のコーヒー教室はお独り参加の方が二名とご夫婦一組の四名で始まりました。

緊張して初めの注ぎを
いつも通り、カウンターにてお一人に三つ穴ドリッパーでご家庭での淹れ方で大ポットに点てていただきます。
DSC01331.JPG
マスターは円錐形ドリッパーで大ポットに、そのお隣で点てますが、なかなかお湯を注ぎません。三つ穴ドリッパーの方のポットに半分近くコーヒーが落ちた頃、やっと最初の注ぎが・・・。
でも淹れ終わりは殆ど同時でした。
そして皆さんのカップに注ぎ分けて飲み比べていただきます。
お家で三つ穴ドリッパーで淹れる方が三つ穴の方を飲まれてから「ウチのより美味しい。」「想像してたよりこっちもけっこう美味しいね。」と言う声が上がりました。
そうです。三つ穴ドリッパーはお湯の落ちる量に限界があり速度がゆっくりなので、濃い目の味に仕上がります。円錐形ドリッパーで標準の淹れ方をしたコーヒーより苦味は増しますが、エムズの焙煎したて、かつ挽きたてのMs'ブレンドなんですから、まずいわけはありませんよね。濃い目のコーヒーがお好きな方には三つ穴ドリッパーの使用も構わないわけです。
どちらのドリッパーが良い悪いではないわけです。

ただし、円錐形ドリッパーではお湯の落とし方が自在に変えられるのです。三つ穴のようにこってり濃くも、またあっさりした飲み口の味にも淹れ分けることができるので便利なんですよ。熱心に見学

今度は3種類目の淹れ方をマスターが円錐形ドリッパーで実演します。
最初の蒸らしまでは同じ。
ろ紙の中で粉が泡立ちながら盛り上がり、まあるい大きな山になります。
暫く待って、2回目の注ぎを一気に終わりまで続けるのです。
中央から円を描きながら、粉の土手を崩さないように注ぎ続け、全く手を止めません。お湯はドリッパーから下のガラスポットに落ち続けて一杯になったところで終了。
さて、これはどんな味のコーヒーになったと思われますか?
参加者はこの3種類を飲み比べて、自分の好みに近い味はどれかを考えます。


それから実技講習です。DSC01335.JPG
2杯立てポットで基本の淹れ方のお手本を、皆さん講師の説明に耳をそばだて手元を食い入るように見つめられ、いちどで頭に入れようと真剣です。
そのあと、お一人ずつアドヴァイスを受けながら実習されました。お互いで飲み比べたり、最初の大ポットのをもう一度カップに注いで味の違いを吟味したりと、各人の納得がいくまで活発に質問もし、ケーキも楽しみながらにぎやかに過ごされていました。
4ec3d415.JPGDSC01341.JPG








エムズで営業中に注文でお出しするどの銘柄のコーヒーでも、お客様のご希望があれば味わいを変えることができます。
例えば、ある常連でカウンターにお座りになる方が、「いつものほろ苦ブレンドを。」とおっしゃる意味は、深いコクを出して淹れてほしいというご注文だったりするのです。
何度も来店されるうち、カウンターでお話しながらいろんな点て方をしたり銘柄を変えたりして、そのお客様のお好みの味のイメージが解ってくると、マスターも「今度はインド・ナチュラル・ミスティブルーのシティローストでなくフレンチローストを召し上がってみませんか?」などとお奨めしたりすることももあります。お客様と一緒にその方のお好みの珈琲を探せることができて嬉しいのです。

ですから、この珈琲教室でも、ご自分の好みの味を知っていただく事が一番初めに大切なんです。その上で、同じ量の粉・同じ温度の湯・同じ器具でドリップしても淹れ方の違いが味の違いに現れることを理解してもらいます。
そして、好みの味をイメージしてドリップする事が大事です。教室で基本の手順を習った後も、お家で何度も練習してマスターされた暁には、淹れ方を工夫されながら、ご自分の好みの味を追求されるといいですね。
オセラの取材の方々

ところで、雑誌『OSERA(オセラ)』 陽春号には見開き2ページにわたって当店が紹介されましたが、12月25日発売の新春号で再び掲載されました。
今回は習い事特集の一つとして当店のコーヒー教室が大きく1ページ取り上げられています。
その取材が10月にあったときの写真です。

今後もコーヒー教室は毎月1回のペースで続けていきますので、興味のある方はどうぞ参加して下さいませ。
それでは皆様良い年をお迎え下さい。





 


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