Cafe Ms'　季節の便り

　今年は庭も一年経ったので去年とは少しずつ様子を変えていってます。

店を建てる前から用意していたシマトネリコもしっかり根付いて、とても大きく成長して枝を張ってます。
一昨年に前の住まいから持ってきた鉢植えに加えて、新しく植えつけた苗が株を増やしていたりもします。


今年の春からの植物たちをみてやって下さい。


なかなかカタカナの花の名前も覚えられないのですが、プランターで育って蕾がつくと嬉しくなって、お客様の目に触れる場所に移してやりたくなります。


お車から降りられても、なかなか店内に入って来られない女性グループが時々みえます。
テラスの周りの植え込みや花々を指差しながら語らっておられます。一通りご覧になってから、ゆっくりとお入りになるお顔は素敵です。

お帰りの際に、「お庭をみてもいいですか？｣と断ってからぐるっと外を見て回られるご夫婦もおられます。

エムズの植物がお好きな方はきっとご自分のお宅のお庭も素敵なんでしょうね。







寒くて花が何もないと思うような冬から、パンジーは咲き続けてくれました。やがて暖かくなるにつれて、土の下に埋まっていた球根が意外な場所から芽を出したりしました。また、去年植えてもあまり元気でなかった宿根草が、こぼれ種を沢山落としてくれたらしく、見事に群生して驚かせてくれたりしました。











去年は葉が伸びただけの芍薬やアマリリスが今年は花を咲かせてくれました。







夏にはこんな花も咲いてますよ。













他にも、木瓜やレンギョウ、鯛釣り草、アジュガやオダマキにギボウシの花。ヒューケラや千日香、日々草などなど、ご紹介しきれない花々が４月からずっと次々に咲いてくれてます。

世話も仕切れずに水遣りだけで精一杯なのに、植物の生命力は素晴らしいですね。
そして、可憐な花や立派な花や、それぞれの個性に応じて花を咲かせ、実をつけたり種をふやしたり、株を張ったりして子孫（種)を残すように毎日生きているんです。

なにより、見る人間の心を喜ばせ、時には癒したり慰めたりしてくれるんですから、その秘められたパワーは物凄いものだと思わずにはいられませんですねぇ。



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