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先週から蝉の鳴き声は聴こえていましたが、今朝はかなり姦しいですね。
かなりのセミたちが地上に出てきたようです。
昆虫に詳しいマスターによると、夏の初め頃はニイニイ蝉が出てきて、次々とアブラ蝉や熊蝉が続き、夏の終わりにツクツクボウシが寂しげに鳴くんだそうです。(清音のような平地ではミンミン蝉は生息していない)
ところが、今年はニイニイ蝉がもう出ているんで不思議なようですよ。
一昨日の朝早く水遣りしていますと、蝉が1匹だけ鳴きながら跳んできて、店のテラスの壁にピタッと横向きに貼り付いて留まりました。すぐカメラを持ってきてカシャリ! 撮影記録では5時56分とありますが、もう陽が照って暑くなってました。
← これが望遠で撮ったもの。
アブラ蝉だそうです。
壁の黒い点が蝉です。→
ちなみに蝉の鳴き声は、
ニイニイ蝉:「シー~~~~」ヴィブラートが入るんだそうです。
アブラ蝉:「ギーー。ギイー」
クマ蝉:「シャァシャァシャー」午後は鳴かないんですって。
ツクツクボウシ:「ツクツクボウゥシ↺」夕方も鳴きます。
夏の盛りにはセミの大合唱になるでしょう。今はカエルの大合唱です。
もうひとつの喧騒は。
エムズの庭は6月末から7月半ばまでは早朝は蜂の大群の羽音がすごいんですよ。
シマトネリコという木が、6月から白い花をいっぱい咲かせていて、
あたりに芳香を振りまいています。きっと花の蜜は甘いんでしょうね。
大きな蜂も小さな蜂も何百なのか何千なのか判りませんが、とにかくスゴイ数跳んで来ては主に3本のトネリコの大木の周りをグルグル旋回しながらこの花に留まっています。
こんな花です。小さい一つ一つが房になってます。
一昨日まで、この花が粉雪のように散ってテラスや地面いちめんを覆うので、朝の掃除は大変なんです。落ちて乾燥すると白い花がオレンジ色の金木犀の花のようにも見えました。
もう蜜が出ないので蜂たちは昨日から姿を見せなくなりました。
この花の跡に、秋になるとプロペラ状の種がいっぱいつきます。楓のような、竹とんぼを小さくしたような形です。
これが風に乗って遠くまで運ばれていって、繁殖するんでしょうね。
この木の足元には去年かそれ以前に落ちた種が発芽したのでしょう、よく見ると沢山の苗木が育っているのですよ。
全部が大木になっちゃったら大変!
おうちで植えて育ててみたい方は差し上げますよ。鉢植えなら好きな大きさに留められるでしょう。
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