皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうぞカフェ・エムズならびにワタクシ、10歳になりましたチワワのハナをよろしくお願いいたします。
先ほど「おめでとう・・・」なんて申しましたが、ホントはちっともめでたくないんですぅ。
まあ、聞いてくださいよっ。年の暮れからエライ目に遭っちゃったんですから!!!
私ののママは、去年の秋ごろに「今年の年越しは温泉で」とふと思いついたのです。
それから毎日ママはインターネットや本で『ペットと泊まれる宿』を探したんですわ。
ところが少し時期が遅すぎたようで、車で行ける範囲の宿は全て年末年始は満室の状態でした。
あきらめかけた頃に、一度断られた宿から電話がありました。そこは一室もペットOKのホテルではないけれど、「離れの大家族用特別室なら空いてて、出入りも他の宿泊客と出会わないから連れてきてもいいですよ。」
って、言われたんですって。
ママは大喜びで、一も二もなく予約を入れましたよ。
実は、私は夏にも一緒に家族旅行をしてお泊りしたんですよ。ペットOKのお部屋では駆け回っても叱られないし、今度の旅行もきっと楽しいに違いないと期待して、それからというもの、お店が休みに入るのを待つようになってたんです。
いよいよ大晦日。朝から、私のためのベッドや毛布、室内用トイレにフードや水やと大荷物を準備してくれて、パパがナビ設定して運転して、私は大好きなお姉ちゃまに抱っこされて超ハッピィな気分で出かけました。
車の旅はお外の景色が飛んで行くから楽しいなぁ!
宿に着く直前から空から白いものが・・・・・・
「雪が降り出したね、ここは高地だから夜までには積もるかも知れないよ。」と、パパ。
宿の駐車場には屋根があったから、そこに停めて荷物を降ろし、案内のお兄さんに導かれて暫く歩いてフロントへ。ウワァー寒うい!!
ペット用キャリーバッグにはいった私とママは、上がらずに玄関ドアの内側で待機だった。だってペット禁止なんだからね、仕方ないかぁ。
オーナーさんは、宿泊手続きしながら、「アレルギーのお子さんなんかが喘息を起こしたりしますんでね、お食事の時もお部屋でケージに入れて置いて下さいね。」なんて言ってるのが聞こえる。
雪がかなり降り出したので、パパとお姉ちゃまは館内から二階の渡り廊下伝いにお部屋へ行くらしい。ママと私は、いったん外に出て、狭い道路を挟んだ向かい側にある離れに直接向かった。
そこにも玄関があって、ママは早速家から持ってきたトイレを置いてくれた。
ああ、我慢してたんだぁ、気持ちいい。。。。。。
さてお部屋の中は?っと。
広い広い!!ここなら楽しそう。ウン、連れてきてもらってよかった~。洋間には大きなベッド、和室には炬燵。
「ハナちゃん。このお部屋は広いけど、歩き回っちゃいけないって言われたんだよ。おひざの上で抱っこかケージに入れて下さいだって。せっかくOKなのに随分窮屈だねぇ。ごめんね。」とママが抱っこしてくれる。
ケージって?そんなもん昔むかしうちにあったあれ?持ってきてないよね。
あれ、ママとお姉ちゃまは貸切露天風呂に行くんだって?私は何して遊ぼうかな?早く帰ってきてね。
パパが居るからいいけどぉ。「雪が橋の上に積もりだしたのが見えるよ。暗くなったから窓を閉めようか?」と、パパもちょっと退屈そうに言って立ち上がり、障子を閉めてお炬燵で週刊誌を読み始めた。
そのうちにママとお姉ちゃまは戻ってきて遊んでくれた。
お食事の時間の知らせに、みんなそわそわしだした。
「ハナちゃんを置いていかなくちゃぁねぇ。」「いつでもバッグの中に隠して連れて行ってるのに、今回は内緒にできないものね。」
「ハナ、お留守番しててくれる?」「ゴメンネ。できるだけ速く戻ってくるからね。」
ええっ?何で? 私を置いてくのぉ?ウソでしょ!
連れてってよ!いつもの様に静かにしておとなしくしてるからっ!
「ゴメンネ。」「ハナちゃんごめん。」
私を籠バッグに入れて皆行っちゃったぁ。なんでぇ?どうして?
誰か来た!!『ワンワン!入るなっ、ワン!』
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