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美味しいコーヒーの淹れ方と、味の違いを発見できますよ!9月23日の祝日に カフェ・エムズの地元、清音公民館よりの依頼で、オーナーが講師となって、
「美味しいコーヒーの淹れ方」講座が行われました。
定員20名、教材費500円、予約制でしたが、申し込み開始日にすぐに応募が殺到し、
定員を超えていっぱいになりました。
そこで参加希望の方をできるだけ受け入れたいと思い、会場となる公民館の調理室に合わせてギリギリの26名に参加していただきました。

当日は思いがけなくもケーブルテレビ局からの取材があり、上掲の写真のようにテレビカメラが回されて、(あとから聞いたのですが)夕方のニュース番組にて放送されたそうです。
参加された方が後日来店され、「知り合いに、『あんたぁ!テレビに出とられたがなぁ、観たよ~。』と言われてびっくりしました。」と嬉しそうに話して下さいました。ケーブル・テレビ局が取材


参加者は女性の方が多かったのですが、中にはご夫婦で一緒に参加された方もいらっしゃり、オーナーが実際に、皆さんの目の前でコーヒーを淹れたり、参加者ご自身に淹れていただきながら、淹れ方の違いが、コーヒーの香りや味にどう影響するかを実体験していただきました。

参加者多数















たとえば、こんな一場面がありました。
同じ量の豆、同じ量と温度の湯を二組用意し、一つは広く家庭に普及している三つ穴のドリッパーで参加者の一人がコーヒーを淹れ、もう一方はオーナーが店で使っている円錐形のドリッパーを使って手ずから淹れてみます。三つ穴ドリッパーで淹れてもらう
材料は全く同じものを使っているのだから、ドリッパーの形が少しぐらい違ったところで、殆ど同じ味のコーヒーが仕上がるはず?
…と思いきや、ところがどっこい、驚きの結果が。

実際に試飲していただくと、全員の方が、オーナーが円錐形のドリッパーで手ずから淹れたコーヒーの方がはるかに香りも味わいも良かったと回答されました。
一体、どうしてでしょう??
ここに、淹れ方の秘密があるんですねえ。

その後、講師が円錐形ドリッパー(一つ穴)を使って2杯点ての手本を示し、数人の「我こそは」と勇気を奮われた方に実技演習をしていただきました。見学にまわった方たちも真剣に見守っておられました。数人の方が実技練習されました

良い食材は、良い調理の仕方をしてこそ味が生きてくる…、それは料理の世界の常識です。
同じ食材を使っても、調理方法の違いが、食材の生死を分けます。

けれども、不思議に、コーヒーに関しては、そのような考えがまだ世の中に普及していません。
美味しいコーヒーを飲むためには、美味しくなるような淹れ方をしなければならない。
そのことをよく知っている人はあまり多くはないのです。参加者多数

「コーヒーなんてものはね、豆さえ同じであれば、誰がどう淹れようと、同じコーヒーなんだよ」
そんな風に思っている人もいるかも知れません。
しかし、そのようなぞんざいなやり方(失礼!)でコーヒーを淹れた結果、多くの人が、高いコーヒー豆を買いながらも、頭痛がするほど濃かったり、顔をしかめるほどすっぱかったり、うんざりするほどドロドロしていたり、変な味になったコーヒーを、仕方ない…、きっとこんなものさと思いながら、毎日飲んでいます。

「コーヒーなんてものはね、元々こういうまずい飲み物なんだよ。このまずさと苦さが、大人の飲み物の証拠さ。何しろ、こんな味は子供にはとても飲めないもんな、ははん…」なんて苦笑いしている人もいるかも知れません。
また別の人は、自分で淹れたコーヒーのまずさを何とか緩和しようと、角砂糖を五つくらいカップに放り込み、ミルクを注いで倍くらいに薄めたコーヒーをやっと飲んでいるかも知れません。

でも、そうなると、その人が飲んでいるものは、コーヒー本来の姿からは、ずいぶんかけ離れたものと言えそうです。もはや別の飲料と呼んだ方がいいかも知れません。

現在、コーヒーをブラックで飲むことを習慣にしている人は、そう多くないことでしょう。
それは言い換えると、ブラックで飲める美味しいコーヒーがどれほど市場に少ないかをよく物語っています。
今都市圏などで流行っている多くの喫茶店のスタイルを思い浮かべてみるだけでも、そのことは分かります。
生クリームのホイップを乗せたウィンナー・コーヒー、アイスクリーム入りのコーヒー、ミルクを混ぜたカプチーノ、コーヒー・フラッペ…。
甘く、色とりどりの、お菓子のようなコーヒーは、どこに行っても見られますが、何も入れないブラック・コーヒー、コーヒー本来の味を売りにしている喫茶店はほとんどありません。

このような現象を見ていくと、日本人にはひょっとして、「コーヒーというものは、元々、まずいものだ」という固定概念があるのではないだろうか?とさえ思えます。
「コーヒーは、まずいものだ。それだけでは、まずくてとても飲めた代物じゃない。だからコーヒーを人に飲ませるためには、人になじみやすい、親しみやすいものに変えなければならない。そのためには、ミルクや砂糖をふんだんに放り込んで、お菓子みたいに甘くしてしまうのが一番だ」という考えが一般に浸透しているように見受けられます。

でも、考えてみたらおかしいですね。一体、そんなまずいコーヒーをなぜ無理してまで飲むのでしょう?
そもそも、コーヒーというものは、本当に、そんなにまで工夫しなければ、飲めないほどに、まずい飲料なのでしょうか?

いいえ、決してそんなことはありません。
本当に美味しいコーヒーに一度でも出会っていただければ、そのような考えは吹き飛びます。
「何も足さなくても、ブラックが一番美味しいコーヒー」
「砂糖を入れなくても、甘さやまろやかさがあるコーヒー」
「飲んだ後に、すっきりした透明感が残るコーヒー」
「一杯のカクテルのように、上品な満足感が心と身体にしみわたるコーヒー」

…そんなコーヒーこそが、本物なのです。
そのようなコーヒーに出会っていただければ、もう、眠気覚ましのために、顔をしかめながら、身体に鞭打って、無理矢理、コーヒーを飲む必要はなくなります。

「でも、そんなに美味しいコーヒー、私は一度も飲んだことないわ。そんな話を聞くと、まるで私がこれまで飲んできたものは、まるっきり、コーヒーじゃなかったように聞こえるわね?」
と、いぶかしそうな顔をしているまるこさん。
残念ながら、その通りなのです。まるこさんは、きっとまだ一度も、本物のコーヒーに出会ったことがないのですね。

「コーヒーは苦く、まずく、ブラックでは決して飲めない飲料」
そんな固定概念が、がらりとくつがえるのが、カフェ・エムズのコーヒーです。
今回の講座では、淹れ方次第で、コーヒーがどんなに美味しく変わるか、それを実体験していただきました。

え?まるこさん、講座に参加したくなったって?
講座は店でも毎月一回程度行う予定ですから、その節はぜひお越し下さいね。


 

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